株式会社FNMD、新たな代表体制を発表
東京都豊島区に位置する株式会社FNMDは、2025年7月1日より、現在の代表取締役・丸茂 翼(WINGZERO)に加え、山口 隆一(DRAGON)を新たな代表取締役に迎え、二人制の経営体制へと移行することを発表しました。この体制変更は、同社の経営強化と新たな事業展開の加速を目的としています。
ストリートダンスカルチャーの拡大
これまで株式会社FNMDは、丸茂がリーダーシップを発揮し、ストリートダンスを基にした様々なプロジェクトを展開してきました。ストリートカルチャーの持つ潜在能力や価値、そして創造性を社会に広めることを目指し、多岐にわたる活動を行っています。
新たに代表取締役に就任する山口 隆一(DRAGON)は、株式会社アブストリームクリエイションの一員であり、リアル秋葉原ボーイズのパフォーマーとしても知られています。彼はアニメやゲームといったポップカルチャーとダンスを見事に融合させ、ユニークなエンターテインメントを創造してきました。
FOUND NATIONのリーダーとしての役割
山口は、ダンスチームFOUND NATIONのリーダーとして、カルチャー全体に対する強い影響力を持っています。彼は長きに渡って代表候補として考慮されてきましたが、このたびついに二人目の代表としての役割を担う運びとなりました。彼のカルチャーを横断した視点や企画力、多様なオーディエンスへのアプローチ能力は、FNMDの持つストリート文化の基盤としっかりと結びついており、今後の成長に大きな期待が寄せられています。
新体制によって実現すること
この二人制体制により、実現が期待されるのは以下のような新しい取り組みです:
1. ジャンルを超えた斬新な企画やイベントの展開
2. 国内外に向けたコンテンツ発信の強化
3. これまでにないエンターテインメント体験の提供
これらを通じて、FNMDはより多角的で革新的なエンターテインメントを世の中に届けることを目指します。
FOUND NATION名高い実績
FOUND NATIONは、2002年に結成以降、数々の主要イベントやバトルで優秀な成績を収めているブレイクダンスチームです。2008年には世界大会「UK bboy championships」の日本大会において優勝し、その後も5回の日本大会優勝という偉業を達成しています。さらに、2008年には「Freestyle Session」の大会で、日本人として初めて2位に輝くなど、世界を舞台にした活動でも知られています。
また、同チームはムラサキスポーツなどとスポンサー契約を結び、さまざまな事業を展開しています。特に2016年には「Freestyle session」のWorld Finalで、日本人チーム初の優勝を成し遂げ、その名声をさらに高めました。
FNMDの未来に期待
2020年にはFNMDとして法人が設立され、YouTube事業や映像制作、ダンススタジオ事業など多岐にわたる活動を通じて、ブレイクダンスカルチャーの発展に寄与しています。
新たな二人制の体制によって、FNMDはこれからも進化を続け、ストリートカルチャーとポップカルチャーを融合させた新しいエンターテインメントの可能性を追求していくことでしょう。私たち一人一人も、その進化の一翼を担っているのです。