相鉄が手掛ける新たな野菜便「そうてつとれたて便」
相鉄ホールディングスとエコデシックが共同で進める「そうてつとれたて便」の販売が、2025年9月21日(日)からスタートします。このプロジェクトは、相鉄線沿線で栽培された新鮮な野菜を生産・販売するもので、都市型地産地消のモデルケースとして期待されています。
プロジェクトの背景と目的
このプロジェクトは、社会問題である物流の人手不足や環境負荷を軽減するために始まりました。相鉄線の「貨客混載」を活用して、野菜の輸送費やCO₂の排出を抑えるだけでなく、沿線の需要に応じて生産を行うことでフードロスの改善にも寄与します。また、都市における地産地消の推進を目的として、持続可能な農業モデルを確立することが目指されています。
「SOTETSU GREEN LAB」とは?
この新たな取り組みでは、「SOTETSU GREEN LAB」という植物工場を相鉄いずみ野線・緑園都市駅前に設けました。この第一号工場では、フリルレタスが栽培され、これを相鉄線で沿線の6店舗にて販売します。具体的には、そうてつローゼン鶴ヶ峰店やジョイナステラス二俣川店など、地域のスーパーマーケットで購入可能です。
販売を開始する青菜は、1袋が199円(税込215円)です。特に、9月21日には、ゆめが丘ソラトス店での記念イベントも予定されており、相模鉄道のキャラクター「そうにゃん」が登場し、収穫したレタスを届けるパフォーマンスが行われます。
記念イベントの詳細
記念式典は2025年9月21日(日)11時から14時までの間、ゆめが丘ソラトス1階のそうてつローゼン前で開かれます。このイベントでは、そうにゃんによるフリルレタスの運搬パフォーマンスや「そうてつとれたて便 おべんきょうクイズ大会」などが実施され、参加者には「そうにゃん」を通じた握手会も楽しめます。
また、アンケートキャンペーンも行われ、回答した先着300名には相鉄ポイント200ポイントがプレゼントされます。
地域と共に成長する相鉄
相鉄ホールディングスは、この取り組みを通じて、生産から流通の仕組みを効率化し、消費者に新鮮な野菜を提供するだけでなく、地域との連携を深めていく意向です。今後の展開として、更なる事業の拡大や食のインフラとしての社会実装を目指すなど、地域に根ざした企業としての姿勢を強化していくことが期待されています。
結論として、相鉄グループが提案する「そうてつとれたて便」は、地域社会と共に成長し、持続可能な未来を目指す画期的な取り組みです。皆さんもぜひ、この新たなブランド野菜を手に取ってみてはいかがでしょうか。