ジョンストンズ・オブ・エルガンが描く秋冬の新たな物語「JAPAN CROSSING」

ジョンストンズ・オブ・エルガンが描く「JAPAN CROSSING」

2025年の秋冬シーズンに向けて、スコットランドの老舗ブランド、ジョンストンズ・オブ・エルガンが新キャンペーン「JAPAN CROSSING」を発表しました。このキャンペーンは、19世紀から続く日本との貿易の歴史を敬いながら、東京という都市を舞台に、スコットランドと日本の文化や美意識の融合を表現したものです。新たにデザインされたチェック柄やツイード生地は、これまでの伝統を現代のシルエットに再構築し、都市生活の中で静かに息づく伝統の一端を感じさせます。

伝統と革新の融合

「JAPAN CROSSING」は、ジョンストンズ・オブ・エルガンの200年以上にわたるアーカイブからインスパイアを受けたアイテムで構成されています。特にそのファブリックは、東京という新しい舞台に新たな物語を織り成します。静かで落ち着いたカラーパレットや、深みのあるテクスチャー、職人による確かなディテールが、そのデザインに命を吹き込みます。これらの要素は、過去の伝統を守りながらも、現代に通じる革新を感じさせる存在感を持っています。

スコットランドと日本のクラフトマンシップ

キャンペーンの撮影地の一つは、北海道のニセコ。100年以上の歴史を誇る伝統的な和家屋が舞台となり、自然素材と繊細なアートが共演する空間は、まさにコレクションのテーマと調和しています。スコットランドに培われた職人技が、北海道の美しい自然と相まって、静けさと雄大さを兼ね備えています。

こうした二つの地域が交わる点に見られるのは、自然への深い尊敬の念や、手仕事へのこだわり、さらには真の美を見極める眼差しです。「JAPAN CROSSING」は、スコットランドと日本が共同で築く新たな“価値”を強く訴えかけています。