マンボウ・キーの個展『居家娛樂｜Home Pleasure』が渋谷で開催！

個展『居家娛樂｜Home Pleasure』の魅力を徹底紹介

渋谷PARCO 4Fの「PARCO MUSEUM TOKYO」にて、台湾の気鋭のアーティスト、マンボウ・キー（登曼波）による個展『居家娛樂｜Home Pleasure』が開催されます。この展示は、アートとファッションを横断する新しい視点から、家族、ジェンダー、セクシュアリティ、クィア・アイデンティティといったテーマを扱っています。

本展のキュレーションを手がけるのは、東京都現代美術館の藪前知子氏です。彼女の力を借りて、マンボウ・キーがどのように個々のテーマを写真や映像、インスタレーションで表現しているかを探ります。オリジナルのスタイルで、彼は自らのセクシュアリティを率直に語ることにより、作品に新たな意義を与えています。

与真司郎とUsakの特別展示

展覧会には、與真司朗の新しい作品が初公開されます。彼は自身のアイデンティティについてカミングアウトし、その過程をノンフィクションのエッセイとしてまとめています。マンボウ・キーの独自の視点で捉えた彼の姿が、作品にどのように反映されているのか、興味津々ですね。

さらに、台湾で人気のUsakも展覧会に含まれ、彼の作品も初披露されます。Usakは、男性同士の恋愛をテーマにしたネットフリックスのリアリティショー『THE BOYFRIEND』で世界中から注目を集めています。彼の作品を通じて、私たちは彼が感じている官能的な印象や、内面的な探求を味わうことができます。

台湾のデジタル担当大臣として知られるオードリー・タンもフィーチャーされ、彼の新たな肖像も展示されます。

イベント情報と特別企画

マンボウ・キーの個展に関連して、特別イベントが二つ計画されています。一つ目は、5月29日（木）に公開生配信される「SUPER DOMMUNE」です。このトークイベントには、藪前知子、鷹野隆大が加わり、マンボウ・キーの作品の裏に眠るストーリーについて語り合います。

二つ目は、Tokyo Pride Weekendにあたる6月6日（金）に行われる、特別な一夜限りのパーティです。渋谷PARCOの10階で開催され、DJやダンスショーケースも予定されています。アートとパーティーカルチャーの交差を体感できる絶好のチャンスです。

写真集と限定グッズ

更に、今回の展覧会を記念して、日本初となる写真集『Home Pleasure』も発行されます。この本では、マンボウ・キーの作品とテーマが網羅されており、その多様性の範囲に迫る内容となっています。会場限定のグッズ販売もあるため、お見逃しなく！

LGBTQ+コミュニティを称える

この展覧会は、LGBTQ+コミュニティを称え、より包括的な社会を目指す啓発活動の一環として行われています。この期間は入場が無料なので、ぜひ足を運んで、多様性への理解を深めてください。過去の作品の数々や新たなアプローチから、マンボウ・キーの魅力を存分に感じられる機会です。

アート、ファッション、社会問題に興味のある方は、ぜひこの機会を逃さず、渋谷PARCOを訪れてみてはいかがでしょうか？