宮城県発の新しいご当地スナック「ほや塩ギザギザポテト」
最近、全国各地で展開されている「ご当地スナック菓子」ですが、私たちの地元・宮城県、特に仙台市でもその勢いが止まりません。牛タンスナックやずんだ煎餅、さらにはイチゴの洋菓子など、様々なスナックが駅や空港、道の駅の売店で目にすることができるようになりました。
そんな中で、私も何度か宮城のスナックを試してみたのですが、常に感じることがあります。それは「宣伝されている素材の味がよくわからない」ということです。この意見には賛否があると思いますが、皆さんはいかがでしょうか。
私たちは2017年に設立された企業で、三陸地域のシーズンもの「ほや」の廃棄問題に取り組んでいます。「ほやを棄てさせない挑戦」として、持続可能な方法でこの素材を活用することが私たちの目的です。数年前、画期的な乾燥技術である「減圧平衡発熱乾燥法」に出会い、その可能性に魅了され、多くの時間をかけてこの新製品の開発を進めてきました。
この乾燥法は、内部が減圧状態の乾燥機を使用することで、通常よりも低温で素早く素材を乾燥させることができます。この技術を利用することで、従来の高温乾燥で失われていた「風味」や「味」、「品質」を大切にしつつ、素材そのものの特性を活かしたパウダーが完成します。
具体的には「ほや剥き身」を乾燥させた「ほやパウダー」に、食塩をまぶすだけで、シンプルながら深い味わいのポテトスナックが誕生します。そして驚くことに、調味料や添加物は一切使用していないので、素材の自然な風味をストレートに感じられます。食べ終わった後は、口の中に磯の香りが広がり、「ほや」の風味がふんわりと漂う感覚が楽しめるのです。
2025年5月まで、私たちはクラウドファンディングのプロジェクトを通じて、「ほや塩ギザギザポテト」の先行販売を行っています。こちらのプロジェクトでは、お得な価格で購入することができるので、ぜひ一度お試しください。現在のところ、販売は宮城県限定ですが、私たちの挑戦が広がることを願っています。
新たな宮城の名物として、ぜひ「ほや塩ギザギザポテト」を手に取っていただければ幸いです。美味しさとともに、地域の活性化にも貢献できる一品をお見逃しなく!