ボカロP一二三が放つ3rdアルバム『百鬼夜行』
ボカロP一二三(ひふみ)が新たなアルバム『百鬼夜行』(ひゃっきやこう)を8月20日(水)にリリースします。このアルバムは、彼が作り出す独自の音楽スタイル、つまり和風ROCKを基盤に、妖怪をテーマにした作品となっています。過去のヒット曲「花が落ちたので、」がSNSで注目を集め、YouTubeでは1000万回再生を超えるなど、名実ともに彼の存在感が増す中での新作です。
一二三の音楽スタイルとヒットの背景
一二三の楽曲には、綺麗な言葉で表現された汚れた感情が映し出されています。彼の作品を聴くと、聴き手は思わず自分の内面を見つめ直したくなるような心地よい余韻が残ります。最近の楽曲「しゃしゃてん」がbilibiliでの大人気に火を付け、アカウントのフォロワーが急増。さらに「あんたにあっかんべ」は韓国のVtuberにカバーされ、多くの再生回数を記録しています。こうした実績は、彼の音楽が国境を越えて人々に影響を与えている証拠です。
アルバムのコンセプトと収録曲
今回のアルバム『百鬼夜行』では、既存曲7曲と新曲3曲の合計10曲が収録されています。タイトル通り、百鬼夜行をモチーフにした楽曲の数々は、10体の妖怪が持つ醜い感情—嫉妬、不安、未練—などを反映しています。オープニングトラックの「百鬼夜行」から、最後の「ぬらりひょん」まで、シームレスに繋がるストーリーが展開され、聴く者を神秘的な世界へと誘います。
アートワークと特典情報
アルバムのパッケージデザインは、アニメーション作家のまりやすが手掛けています。彼女のクリエイティブなアプローチにより、アルバムに収められた楽曲それぞれが妖怪として具現化され、視覚的にも楽しませてくれます。リリースを記念して、タワーレコードでのクリアファイル、Amazonでのステッカーといった店舗別特典も用意されているため、ファンはぜひ両方チェックしたいところです。
アーティストからのメッセージ
一二三は「このアルバムは、様々な負の感情を込めた作品です。すべての曲に共通するテーマがあるため、ぜひ最後まで楽しんでいただきたい」と述べています。また、まりやすも「妖怪のイラストを描くのがとても楽しかった」と語り、このプロジェクトに対する熱い思いを寄せています。
プロフィールと未来に目を向けて
2015年から活動を始め、和風の要素を取り入れた音楽スタイルで人気を博している一二三。彼のYouTubeチャンネルは15万人以上の登録者を誇り、今後ますます多彩な活動が期待されます。今アルバムのリリースを通じて、さらなる飛躍を遂げることでしょう。聴く者の心に響く彼の音楽をぜひ、あなた自身で体感してみてください。
予約リンク
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