GUCCIとHOSOOが織りなす新たな美の世界
日本の伝統工芸である西陣織の魅力を最大限に生かし、GUCCIとHOSOOのコラボレーションによる新作バッグが発表されました。このプロジェクトは、2012年に始まり、伝統的な技術を現代的視点で再解釈する試みに満ちています。特に注目すべきは、「Gucci Nishijin」の第4章です。この新作では、歴史ある京都の老舗HOSOOの技術を活かし、新たなテキスタイルデザインである「Petals」が初めて使われています。これにより、信じられないほどの美しさを持つバッグが生まれました。
バッグの特徴
新しいバッグは、GUCCIを象徴する「グッチ バンブー 1947」と「グッチ ダイアナ」のモデルを基に、3つの色合い(アイボリー、コッパー、ローズ)で展開されます。これらの色調は、ダークブラウンのバンブーハンドルと巧みに組み合わされ、洗練された印象を与えています。また、これらの作品は、HOSOO独自の技術である西陣織の多層構造を用い、細部に銀の箔を織り込むことで奥行き感と立体感を生み出しています。
特に「グッチ バンブー 1947」ミニサイズのアイボリーには、プレシャスレザーを使った特別なトリムが施されており、他のモデルとは一線を画す魅力を持っています。これに加え、アイボリーにはアンティークシルバー、コッパーとローズにはライトゴールドのハードウェアがアクセントとして加えられています。
クラフツマンシップの結晶
HOSOOのクリエイティブディレクターである細尾真孝氏は、今回のコラボレーションについて非常に力強いメッセージを発信しています。「GUCCIとの4年にわたる共同作業を通じて、伝統と革新の対話を行ってきました。そして第4章では、光と影、静と動といった相反する要素をテキスタイルに織り込むことで、独特な表情を持つ作品を生み出しています」と述べています。細尾氏は、GUCCIのクリエイティビティと西陣織の技術が交わることによって新たな美が生まれる過程を重視しているのです。
限定販売の開始
この新作バッグは、11月6日から数量限定で、一部のGUCCIショップと公式オンラインショップで購入可能です。日本の伝統とGUCCIのラグジュアリーが見事に融合したこの作品は、ファッション愛好者にとって見逃せないアイテムとなることでしょう。
詳細やお問い合わせは、GUCCIのクライアントサービス(0120-99-2177)をご利用ください。GUCCIのウェブサイトでも新作の情報が更新されています。是非、伝統的な技術と現代のデザインが織りなす驚きの美しさを体験してください。
GUCCIの公式サイト
HOSOOについて
HOSOOは元禄元年に設立された伝統的な織物の工房です。京都を拠点とし、西陣織の技術を受け継いでいます。この企業はただの織物屋ではなく、革新とタイムレスなデザイン感性を持つ唯一無二のテキスタイルを生み出しています。彼らは国内外のラグジュアリーマーケットに向けても展開しており、その作品は見る人の心を掴んで離しません。HOSOOの公式サイトですべての作品をチェックしてみてください。
HOSOOの公式サイト