喜楽館AWARD2025
2025-10-21 16:57:42

上方落語の新星を決める!喜楽館AWARD2025の予選レポートと決勝日程

上方落語の新星を決める!『マルエスPresents 神戸新開地・喜楽館AWARD2025』



2025年の夏が徐々に終わりを迎える中、いよいよ「マルエスPresents 神戸新開地・喜楽館AWARD2025」の季節がやってきました。このイベントは、上方落語の次世代のスターを選び出すもので、観客とABCラジオのリスナーが審査員として参加するユニークな試みが魅力です。今回はその予選を振り返り、注目の決勝に向けての情報をお届けします。

「喜楽館AWARD」とは?



この「喜楽館AWARD」は、上方落語の定席である神戸新開地・喜楽館とABCラジオが連携し、若手落語家を応援するイベントとしてスタートしました。入門から16年から25年の落語家が対象で、昨年の優勝者は桂ちょうば(現・米之助)さん。受賞者には100万円を超える賞金と、特別協賛のマルエスから贈られる「こだわりシリーズいか天大王」が贈られます。

今年の予選結果



予選は9月に4日間にわたって行われ、計25人の噺家さんが出場しました。各日のトップは桂吉の丞さん、桂三四郎さん、桂小鯛さん、桂佐ん吉さんで、特に桂三四郎さんは今年もまた1番を引くなどの波乱を巻き起こしています。さらに、ワイルドカードとして笑福亭鉄瓶さんが決勝進出の権利を得ました。

9月12日:初日の熱戦



初日の出場者は、桂吉の丞さんや笑福亭呂好さんなど6名。また三味線の内海英華さん、太鼓の笑福亭呂翔さんが参加し、落語の魅力を一層際立てました。桂吉の丞さんが見事に1位を獲得し、緊張感の中の公演が繰り広げられました。この日は特に、惣兵衛さんの「口パク」が観客に大受けしました。

9月16日:第2日目の接戦



第2日目は、桂雀五郎さんや笑福亭松五さんなど6人が出場。特に松五さんは絶妙なトーンで観客を引き込むことに成功し、票数も接戦になりました。最終的には三四郎さんが1位に輝き、2位は喬介さんという結果でした。

9月17日:緊張感満載の第3日目



この日は桂力造さんや桂小鯛さんが登場。落語家同士の仲間による競演が見所で、ここでも小鯛さんが見事に1位を取ることができました。新たな流れを生んだこの日の公演は、全員の熱演が印象に残りました。

9月22日:運命をかけた最終日



最終日は桂佐ん吉さんが華々しい舞台を披露し、勝利への叫びをあげました。彼の特異な風貌と演技が見どころとなり、決勝進出者の中に名を連ねる結果に。特に、共闘の精神が見えるような場面もあり、観客の心を掴みました。

決勝戦の詳細



そして予選を通過した5人は、12月7日(日)に開催される決勝戦に挑むことになります。この日には、上方落語の生中継を楽しみながら聴けるリスナーも参加して投票できる仕組みがありますので、ぜひご参加ください。

まとめ



「マルエスPresents 神戸新開地・喜楽館AWARD2025」は、上方落語の新たな才能を見出す素晴らしいイベントです。観客とリスナーそれぞれが協力して未来を担うスターを選び出すその姿勢は、今後の上方落語に大いに期待を寄せるものになっています。

全ての出場者の演技は、ABCラジオ「日曜落語~なみはや亭~」でOAされる予定ですのでお楽しみに!


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