米粉「雷粉」の新展開
2025-07-29 15:38:21

ロボット農業の未来を担う米粉「雷粉」が新たな販売戦略を展開!

ロボット農業の未来を担う米粉「雷粉」が新たな販売戦略を展開!



株式会社テムザックが手掛ける米粉「雷粉(らいこ)」が、宮崎県延岡市の道の駅「北川はゆま」「北浦」「北方よっちみろ屋」の3店舗で2025年7月25日から販売を開始することが発表されました。この販売は、ロボットによる稲作から生まれた新しい農産物で、今後の販路拡大に向けた重要なステップとなります。

雷粉とは?



「雷粉」は、2024年12月に販売が開始されるとともに、延岡市のふるさと納税の返礼品としても採用されています。テムザックは、京都の米粉スイーツ専門店「BEIKA」や、パウンドケーキ&クッキー店「イグレック」でもこの米粉を使用したスイーツを販売しており、特に「雷粉のスモアクッキー」は注目されています。

米粉そのものは、従来の小麦粉に代わる選択肢として、健康志向が高まる中で需要が増加しています。特に、パンやケーキ、麺類など多くの料理に利用できるため、食品業界では一層注目されています。テムザックはこうしたトレンドを背景に、農業と食品産業の連携を深めていく方針です。

WORKROID農業の理念



「雷粉」を生み出した背景には「耕作放棄地拡大を食い止めたい」という思いがあります。この活動は”WORKROID農業”と呼ばれ、ロボット技術を使って、農業の省力化を目指す取り組みです。農地の効率的な利用を図ることにより、持続可能な農業の実現を目指します。

具体的には、ロボットは手間を省き、小規模な圃場でも稲作が可能にするための仕組みづくりに寄与しています。このプロジェクトにより、耕作放棄が懸念される未利用農地の一部を活用することが期待されています。

新たな販売チャンネルの拡大



2025年7月9日からは、米粉スイーツ専門店「BEIKA」において、直接「雷粉」の販売を開始しました。これにより、消費者が手に入れやすくなるだけでなく、テムザックの米粉が新たな商品として市場に受け入れられることを目指しています。さらに、「イグレック」では米粉を使用した「米粉ミニサブレ」などの商品も展開中です。これらの商品は、阪急うめだ本店で2025年8月27日から9月2日までポップアップ出店を行う予定です。

健康志向の高まりと米粉の未来



日本では米の消費量が年々減少しつつある中で、米粉の需要は増加しています。その背景には、小麦粉の代わりに米粉を利用したいという消費者意識の変化があり、これを受けた需要の高まりが見られます。テムザックは今後も省力化農業を推進し、ロボット技術を駆使して新しい米作りを行い、持続可能な農業の一翼を担うことを誓っています。

まとめ



「雷粉」は、ただの米粉ではなく、ロボット農業の未来を示す重要な製品です。テムザックの取り組みが、農業界だけでなく、食品業界にも新しい風を吹き込むことが期待されています。これからの展開に注目し、持続可能な農業の実現と共に、米粉の魅力を広めていく姿勢に期待が寄せられます。


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