お笑い離れの現状
2025年12月21日に開催される「M-1グランプリ2025」に関して、若者たちの反応が注目されています。今年の大会には、史上最多の1万1521組がエントリーし、決勝に進出するのは9組の漫才コンビ。しかし、令和の現役高校生たちはこのイベントにどのくらいの興味を持っているのでしょうか?
調査背景
高校生を対象としたアンケート調査「ワカモノリサーチ」が実施した結果、なんと60.1%の学生が「M-1グランプリには興味がない」と答えました。これは、現役高校生の大多数が「お笑い自体に関心がない」ということを示しています。
テレビへのアレルギー
興味がない理由として、多くの回答が「テレビにアレルギーがある」というもの。具体的には、「テレビが面白くない」「見る時間がもったいない」といった声が挙がっています。最近では、彼らにとってのエンタメはTikTokやYouTubeなど、よりインタラクティブで身近なプラットフォームにシフトしています。これにより、テレビで放送される「M-1」は眼中にないのかもしれません。
お笑い芸人への関心の低下
さらに、テレビとは異なり、高校生にとっての芸人との接点が限られているのも一因でしょう。「最近のお笑い芸人が分からない」「好きな芸人がいない」といった声が多く、今の世代はお笑い自体を知る機会が少なくなっているようです。これは、そのまま「M-1グランプリ」に対する興味の低下につながっています。
お笑い好きな高校生は?
一方で、「M-1グランプリに興味がある」と回答した39.9%の高校生の意見も聞いてみました。
彼らは「お笑いが大好き」「家族で見ている」といった前向きな意見を共有しており、毎年の楽しみとして定着しているようです。また、家族とのコミュニケーションを深める場としての役割も果たしています。
まとめ
今回の調査から、M-1グランプリに対する興味の差が明らかになりました。高校生の多くはテレビ離れが進んでおり、その結果、お笑いコンテンツへの関心が薄れているようです。しかし、M-1を楽しみにしている高校生も存在し、これは日常生活の中での貴重なエンターテインメントの一部として認識されています。今後、お笑い文化の発展には新たなアプローチが求められるでしょう。