シャトレーゼ、シンガポールでAdyen決済導入で業務を効率化
日本発の菓子メーカー、株式会社シャトレーゼは、シンガポール事業会社CHATERAISE (SINGAPORE) PTE LTDにおいて、決済プラットフォームにAdyenを導入すると発表しました。この取り組みは、シンガポール国内のフランチャイズ店の運営をより効率化し、顧客サービスの向上を目指しています。
フランチャイズ運営の課題
現在、シャトレーゼが展開する店舗の90%以上はフランチャイズ形式で運営されています。シンガポールでは、直営3店舗を除く34店舗がフランチャイズオーナーによって管理されており、これまでそれぞれが個別に現地の金融機関や決済事業者と契約を結んでいるため、利用可能な決済手段が店舗ごとに異なるという問題が存在していました。これは顧客にとっても非常に不便であったため、統一された決済プラットフォームの必要性が高まっていました。
Adyen導入の背景と利点
Adyenは、その実績と良好な関係を背景に、シンガポール国内で36店舗への導入を決定。これにより、新たにフランチャイズ店舗を開業する際、今後は開業と同時にAdyenの決済プラットフォームを利用することができます。オーナーは個別に複雑な契約を結ぶ必要がなくなるため、その負担が大幅に軽減されます。
さらに、これまで10日かかっていた決済導入期間が、3日という短期間に短縮されますので、新規オーナーはスムーズに店舗運営を開始できるでしょう。また、AdyenのTerminal Fleet Manager機能を利用することで、決済端末の管理も集中化され、常に最新の状態が保たれさまざまなトラブルからも守られます。
お客様への利便性向上
決済システムの統一化により、顧客は店舗ごとに異なる決済手段に戸惑うことがなくなります。アナリティクスを活用することで、各店舗における顧客の好みを反映した決済手段のカスタマイズも可能になり、より便利でストレスのない決済体験を提供できるようになります。
購買データの活用
Adyenの導入は、購買データを通じて顧客理解を深める手助けにもなります。特に「S1F2」という高機能決済端末を利用することで、顧客識別が容易になり、過去の購買履歴に基づいたパーソナライズされた対応が可能になります。例えば、購入したお菓子に関するフィードバックを声掛けすることで、より身近な接客体験を提供できるのです。このように、決済が単なる事務的な手続きではなく、顧客との信頼関係を深める機会になることを狙っています。
両社のコメント
CHATERAISE (SINGAPORE) PTE LTDの取締役、松岡正将氏は「Adyenの採用により、シンガポール全店舗に統一された決済環境を提供できることに満足しています。顧客データの戦略的活用でサービスの質も向上することでしょう。」と述べました。
また、Adyenの日本カントリーマネージャーであるアダム・ブラウンスタイン氏は、「シャトレーゼ様のパートナーに選ばれたことを光栄に思います。フランチャイズによる成長を支援するため、我々は引き続き技術面からサポートしてまいります。」と語りました。
まとめ
今回のAdyen導入は、シャトレーゼが持つ独自のビジネスモデルにおいて、フランチャイズ店舗の運営効率を高め、顧客に更なる満足を提供するための大きな一歩と言えるでしょう。シンガポールでの新たな挑戦が、今後どのような成果に繋がるのかが非常に楽しみです。