ロサンゼルスのシンガーRaine、心揺さぶる新EP『Backseat』をリリース

Raine、心の声を描く新EP『Backseat』を発表

本日、ロサンゼルス出身のシンガーソングライターRaine（レイン）が自身の新作EP『Backseat』をEryngii Recordsからリリースしました。彼女の楽曲は、日々の生活の中で直面する心の葛藤や癒しといったテーマを扱っており、この新作もその等身大の姿を反映しています。

新EPには、先行シングルとしてリリースされた「Ghost」と「Backseat」に続く作品が収められています。特にEPの中心的な楽曲「Used To」は、静かなカタルシスをもたらし、作品全体のテーマを象徴しています。この1曲は、過去の出来事や感情を振り返る時間を提供し、聴く者に深い共感を促すでしょう。

作品の特徴

今回のEPは、ロサンゼルスのスタジオとニューヨークの著名なHit Factoryで録音されました。その結果、ナイトタイムの独白を思わせるミニマルなパートと、力強いバンドサウンドとの絶妙なハーモニーが生まれています。Raineの音楽は、彼女の内面的な葛藤をそのまま音で表現したようなものです。

エンジニアにはニューヨークのKenta Yonesaka、プロデューサーにはOmeed AlmassiとClyde Crooksが名を連ね、さらに演奏にはMei SemonesやKobi Abcede（Madison McFerrin、Duendita）、Kai Onoなどの才能あるミュージシャンが参加しています。ミックスはEric Van Thyne、マスタリングはOmar Akroucheが担当しており、プロフェッショナルな仕上がりと言えるでしょう。

収録曲について

『Backseat』には以下の5トラックが含まれます。
1. Ghost
2. Airplane
3. Used To
4. Default
5. Backseat

それぞれの曲が異なった感情やストーリーを持ち、Raineの独自の視点が表現されています。特に「Ghost」と「Backseat」は、Raineの思い出や感情の断片を見事に表現しており、多くのリスナーに共鳴することでしょう。

今後の展開

RaineはデビューEP『Incognito』で注目され、Spotifyの「New Music Friday」や「Fresh Finds」などの人気プレイリストにも選出されました。これまでにリリースされた「P.C.H.」や「Petrichor」は共に非常に多くのストリーミング再生を記録し、KCRW、Fashionably Early、Tokyo Tunesといったメディアでも取り上げられています。彼女の音楽は、日記のような歌詞とジャンルを超えたサウンドが高く評価されており、次世代のオルタナティブ・ポップアーティストとしての地位を築いています。

最新のMV「Airplane」は、11月19日公開予定で、9月に発表された「Ghost」のMVの世界観をさらに広げる作品となる予定です。この新たなビジュアライザーにも大いに期待が高まります。

Raineのプロフィール

Raineはロサンゼルス、サンフェルナンド・バレー出身のシンガーソングライターであり、オルタナティブやR&Bの要素を独自に取り入れたサウンドで注目されています。彼女のデビューEP『Incognito』はリリース直後から話題となり、Spotifyの「New Music Friday」や「Fresh Finds」にも嬉しい選出を果たしました。音楽的なルーツと、日記のように親密なリリックの融合によって生まれた作品は、静かな内面的な表現と感情の爆発をリアルに描写しています。

Raineの新EP『Backseat』、ぜひ耳を傾けてみてください。心の底から響くメロディと歌詞に、あなた自身の感情も映し出されることでしょう。