新たなアプローチで名曲がよみがえる
音楽ファンにはたまらないニュースが舞い込んできました。アーティスト“歩く人”が、エルスウェア紀行のボーカリスト安納想とタッグを組み、フジファブリックの名曲「ブルー」を新たな形でリメイクした「ブルー -集音歌詞 ver- (feat.安納想)」を発表することが決まりました。今回は特に、音楽や映像を通じてそれぞれの視点で歌詞の景色を楽しめるプロジェクト「集音歌詞」の一環として制作されています。
「集音歌詞」とは?
「集音歌詞」というプロジェクトは、歌詞の持つ情景を音と映像で可視化するというユニークな試みです。これによって、同じ曲を聴いても異なる解釈や発見が生まれることを目指しています。プロデュースを手掛けるのは、CREATIVE SAMPLING COLLECTIVE「スポンジ バンッ バンッ」の安藤コウ氏であり、彼のクリエイティブな視点が加わった作品となっています。
「ブルー」の新しい解釈
今回のリメイクでは、梅雨の憂鬱な気持ちを乗り越えさせてくれるような爽やかさを感じさせるアレンジが施されています。アーティスト“歩く人”は自身の青春をもとに、「ブルー」の多様な側面を「集音」して表現。そこに安納想のウィスパー成分が多く含まれた透き通るような歌声が加わり、具体的な音の風景が広がります。これにより、聴く者は彼らの描く“ブルー”の世界に吸い込まれてしまうことでしょう。
ビジュアルも魅力的!
リリースに合わせて公開されたジャケット写真にも注目です。アートディレクター柴谷麻以氏が手掛けるこのビジュアルは、まさに“青春”を象徴する要素が詰まっています。ノスタルジックなブルーの色合いが、楽曲のテーマとも見事に融合しています。
発表スケジュール
この新作は6月18日(水)に音源と映像が配信される予定です。今回の作品は、単なるリメイクにとどまらず、たくさんの人々に新しい音楽体験を提供するものとなっています。ぜひチェックしてみてください。
アーティスト紹介
- - 歩く人:2016年に活動を開始し、独自の音楽スタイルで多様なコラボレーションを行っています。独特なサウンドを持ち、近年はDJイベントでも注目されています。
- - エルスウェア紀行:2020年に始動した二人バンドで、作詞や作曲など多岐にわたる才能を持つ安納想が在籍。70年代のシティポップやブラックミュージックの影響を受けた独自のサウンドが魅力です。
音楽とアートの融合
音楽プロジェクト「集音歌詞」は、単なる音楽制作を超えて、視覚と聴覚の両方からアプローチできる新たな試みと言えるでしょう。日常の中で見逃されがちな「音」に広がる風景を感じさせてくれるこのプロジェクトは、音楽ファンはもちろん、多くの人々に新しい発見と感動をもたらしてくれることを期待しています。