スニーカー人気の実態調査から見える男女の購買心理とは?
近年、カジュアルなファッションアイテムとして人気を集めているスニーカー。その購買心理や使用シーンにおける男女の違いを明らかにすべく、「スニーカーの購買に関する実態調査」が株式会社SODAによって実施されました。調査結果をもとに、現代におけるスニーカーの位置づけや、特に女性が果たす役割について探ってみましょう。
調査の概要
この調査は、全国の20代から50代の男女を対象にインターネットで実施され、スニーカーに対する好みや購入時の重視ポイントなどが分析されました。調査結果は、スニーカーに対する意識や価値観の違いを浮き彫りにしました。
男女によるスニーカーの好みの違い
調査によると、「スニーカー収集は男性の趣味」との印象が強い中、実際には女性の方がスニーカーを好む傾向がありました。スニーカーを好きな理由として「履き心地」が最も多く挙げられ、男性が「希少性」を重視するのに対し、女性は「機能性」を求める結果となりました。
特に女性は「快適さ」を重視する傾向があり、その意識の高さは男性を上回る結果となっています。519人中、女性の89.8%が「履き心地が良く、楽だから」と回答し、男性は79.7%でした。
人気のスニーカーブランド
男女それぞれによく購入されているスニーカーブランドについては、男性では「NIKE」が最も多く、女性は「New Balance」がトップという結果が出ました。これもまた、女性の視点が反映された結果として注目すべきポイントです。
購入時の重視ポイント
スニーカーを選ぶ際に最も重視されるポイントは「履き心地や機能性」があげられましたが、女性は見た目やデザイン性も重視し、男性はブランドや希少性を意識していることが明らかになりました。特に女性は「好みのデザイン」で選ぶ割合が高く、これが彼女たちの選び方の特徴となっています。
購買動機の違い
男女の購入動機にも顕著な違いがありました。女性の方が複数の購入動機を持つ一方で、男性は特定のブランドへの関心が強く、コレクション欲求も顕著でした。女性は「傷んだとき」や「ひと目惚れしたとき」にスニーカーを欲しくなるという声が多かったのに対し、男性は「特にない」と答える割合が高く、能動的に購入に至る場面が少ないこともうかがえました。
スニーカーの着用シーン
20〜40代でスニーカーの毎日着用率は女性が男性を上回っており、子育て世代の女性がスニーカーを「男性の靴」という概念から解放し、自身の日常の必需品として取り入れている現状が浮かび上がります。特に仕事や日々の移動での履きやすさを意識する傾向が強いようです。
また、スニーカーを着用する場所についても、女性は「高級ホテルやフォーマルな場所」への着用を避けがちな傾向にあることが確認され、TPOを意識した選び方が見て取れます。一方、男性は相対的に着用を許容する場面が多い結果となっています。
結論
今回の調査は、現代社会におけるスニーカーの購買心理を男女の視点から深く掘り下げるものでした。特に女性たちがスニーカーを単なるファッションアイテム以上のものとして捉え、日々の生活において重要な役割を果たしている様子が浮かび上がる結果となりました。このトレンドは今後も続くことが予想され、さらに注目が集まる分野であると言えるでしょう。