富山発の美容ブランドが台湾市場に挑む
富山に拠点を持つ株式会社and US(アンド・ユーエス)は、美容サロン専売コスメブランド「oméme」を展開し、最近台湾市場への本格展開を進めています。この動きは、九州圏からアジア全域へと事業の拡張を目指したものであり、美容サロンとの直接的な関係を深め、現地市場におけるニーズに応じた製品提供を行うことを目指しています。
福岡上場からアジアへの展望
and USは2026年7月に東京証券取引所と福岡証券取引所に上場し、その結果、九州地区を皮切りにアジア市場への接点が広がることになりました。地理的にアジアとのアクセスが良い福岡への上場は、会社の成長の重要な一歩となり、新たな市場開拓の機会を生むことが期待されています。
台湾市場の特徴とチャンス
台湾の美容・パーソナルケア市場は、消費者のニーズが多様化しているのが特徴です。商品の価格や知名度に加え、個人に合った商品やブランドの価値が重視されています。一方で、ECの発展とSNSの広がりにより、様々なブランドにアクセスしやすくなっています。このような環境において、omémeのブランドは十分な可能性を秘めています。
特に、台湾の美容サロンでは、日本製商品への高い関心が寄せられています。「oméme」は日本国内での経験を活かし、現地の消費者にとっての信頼できるブランドを目指していきます。
現地での関係構築
台湾市場の開拓にあたって、and USは「現地に足を運ぶこと」を重要視しています。オンライン調査に頼るのではなく、実際に台湾の美容サロンを訪れ、オーナーやスタッフとのコミュニケーションを通じて現地のトレンドやニーズを把握します。これは単に製品を販売するだけでなく、各サロンとの緊密な関係を築く手段となります。
1. 日本製品への信頼
現地サロンとの対話を通じて、日本製商品への関心が高かったことが見えてきました。omémeの製品は、日本での企画・開発を通じて培った特長を丁寧に伝え、台湾のお客様にとっても安心して選べるブランドを構築します。
2. 台湾特有の美容トレンド
台湾では特に「束感」のあるまつ毛や「ワンホン」系の目元デザインが人気です。omémeのコーティング美容液などの製品は、これらのニーズに合致しており、ホームケアのアイテムとしても親和性が高いと考えます。
3. 提案方法の重要性
omémeが重視しているのは、単に商品を提供することではありません。サロンとともに、どのようにお客様へ提案し、販売につなげるのかを考えることが重要です。台湾でもこの姿勢を大切にし、現地のサロンに対する支援をしていく考えです。
2026年、さらなる展開に向けて
and USは、今後も台湾市場における事業展開を強化し、現地サロンとの接点を拡大していきます。また、日本で培ったノウハウをそのまま持ち込むのではなく、台湾特有の美容文化に合わせた方法で事業を進めます。
まとめ
富山からアジア市場への挑戦は、and USにとって新たな可能性を開くものであり、国内外の美容サロンとの橋渡しを進め、製品やサービスを広める大きな一歩となることでしょう。次世代の美容文化を共に作っていくための準備は、着実に整えられています。