音声AIプロジェクト「そよぎフラクタル」が贈る新たな名曲カバー
梶裕貴が手がける「梵そよぎ」とは?
近年、デジタル技術の進歩が急速に進む中、声優・梶裕貴が20周年を記念して立ち上げた音声AIプロジェクト「そよぎフラクタル」が注目を集めています。このプロジェクトは、音声合成AIソフト「梵そよぎ」を基にし、従来の「声の権利」に関する課題に取り組むために始まりました。AIの表現力を活かし、シンガーとしてだけでなく、アートやストーリーテリングの分野でも新しい可能性を探求しているのです。
名曲「やさしさに包まれたなら」のカバーが公開
そんな「そよぎフラクタル」から、最近公開されたカバーMVは、荒井由実の国民的名曲「やさしさに包まれたなら」です。この曲は、1974年にリリースされ、1989年にスタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』のエンディングテーマとしても知られ、幅広い世代に愛されています。梶裕貴がこの楽曲を選んだ理由は、幼少期から親しんできた曲であり、松任谷正隆との共演がきっかけで、このコラボが実現したと説明しています。
コラボレーションの背景
このカバーは、梶裕貴が松任谷正隆のラジオ番組に出演した際に、音声AIについて意見を交わしたことがきっかけで実現しました。松任谷正隆自身も音楽プロデューサーとして、新しい音声AI技術の活用に積極的であり、今回のプロジェクトにも深く関わっています。彼は音声AIによって、過去と現在が融合する新たな作品の可能性を広げています。
作品に込められた想い
今回公開されたMVの制作には、人気イラストレーターであるうた坊が参加しており、情緒豊かで生き生きとした「梵そよぎ」の姿が描かれています。映像ディレクションは、音楽キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』などを手掛けてきたkoshi-kunによるもので、彼の手による独特な映像美が、音声AIとアート、音楽の融合を見事に体現しています。
梶裕貴は、このカバーMVを「柔らかな雰囲気に満ちた作品」と評しており、その歌声に込められた優しさと包容力を感じることができると自信を持っています。彼は、無機質なAIが表現できるのは「共存」の形であり、このプロジェクトを通じて新たな音楽体験を提供できることに期待を寄せています。
松任谷正隆のコメント
音楽プロデューサーの松任谷正隆は、「梵そよぎ」が歌う「やさしさに包まれたなら」を聴いた際、「すっかりこの曲は誰かが歌っているものだとばかり思っていました」と語っています。彼の印象では、梶裕貴は非常に真摯な人柄で、未来への新たな挑戦を形にしていく存在です。
3DエンタテインメントLIVE『そよぎEXPO』のお知らせ
この「そよぎフラクタル」の集大成とも言える3DエンタテインメントLIVE『そよぎEXPO』が、2026年3月8日(日)に東京ガーデンシアターで開催されます。このイベントでは、音声AIの魅力をリアルなライブ体験として提供し、ファンからの支持を集めています。
詳細やチケット情報は公式サイトをご覧ください。音楽だけではなく、クリエイティブな世界を共に体験することができる貴重な機会です。今後、「梵そよぎ」と「そよぎフラクタル」の活動から目が離せません。