氷川きよし25周年コンサート
2025-01-17 12:10:28

氷川きよしファン感涙のコンサート、25周年を祝う特別な夜

氷川きよしファン感涙のコンサート、25周年を祝う特別な夜



1月17日、東京・有明ガーデンシアターで開催された「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25th Anniversary Concert Tour ―KIIZNA―」は、6500人のファンの熱気で包まれました。このコンサートは、台風の影響で昨年8月に行われるはずだった復活コンサートの初日として実現し、氷川きよしが新たなスタートを切る特別な場となりました。

氷川は、2022年12月の最後の公演以来、無期限の歌手活動休養に入りましたが、昨年8月に1年8か月ぶりに舞台に立ち、大きな話題を呼びました。その流れを受けて、この記念すべき夜のオープニングを飾ったのは、彼の新曲「WALK」。スワロフスキーをあしらった黒の燕尾服で登場した氷川は、観客に「今日は思い切り楽しんでください」と呼びかけ、その伸びやかな声で会場を熱くしました。

コンサートの中では「歌は我が命」と力強く宣言し、「出発」や「星空の秋子」、「甲州路」、「大丈夫」などの人気曲が次々と披露されます。観客はペンライトを揺らし、大きな感動の渦に巻き込まれました。氷川のメッセージもスクリーンに映し出され、彼がファンに届けたい思いが伝わる瞬間が続きます。

特に印象的だったのは、年末の紅白歌合戦で着用した白紋付黒袴での「ちょいときまぐれ渡り鳥」の披露でした。この曲の際には、氷川の親友である彦摩呂がステージに招かれ、観客と共に思い出話に花を咲かせる和やかなシーンもありました。

その後、氷川は「男の絶唱」や「白雲の城」を歌い上げ、幻想的な演出も手伝って、まさに“氷川劇場”の世界へ観客を引き込んでいきました。さらに、襟と袖にファーのついたデニムセットアップでサプライズゲストの木根尚登と共演し、「SEVEN DAYS WAR」や「You are you」を熱唱。氷川は新曲「はじまり」を初披露し、過去の思い出を歌った感動的なバラードで会場を包み込みました。

母の想いを描いた「FATHER」では、木根のハーモニカの音色が切なさを増し、愛犬についての歌「きみとぼく」や、慈愛に満ちた「生まれてきたら愛すればいい」まで、心温まるメッセージが伝わってきました。

本編のラストは「あなたがいるから」で、客席との写真撮影を許可するなど、ファンとの交流も大切にしていました。

アンコールでは、ドレス&パンツスタイルで現れ、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」の日本語詞カバーを披露。この壮大なオペラロックは、氷川の圧倒的な歌唱力を生かし、ストリングスやコーラスの力強い演奏とともにドラマティックな演出が重なりました。そして「雷鳴」や「キニシナイ」など立て続けにパフォーマンスし、ファンとの距離を縮めました。

「限界突破×サバイバー」で大盛り上がりの中、ラストの「碧し」では、感謝の気持ちを込めてファンに歌を届ける姿に多くの涙が流れました。この約3時間にわたるコンサートは、演歌やロック、ポップスを交えた氷川の音楽人生を映し出し、ファンにとって忘れられない特別な夜となったことでしょう。

この感動のコンサートの模様は、1月31日に『劇場版氷川きよし KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25th Anniversary Concert Tour KIIZNA』として全国公開され、ファン必見のドキュメンタリーとなっています。また、3月26日には特典映像が収録されたDVDとCDが発売されることも発表され、ますますファンの期待が高まっています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: 氷川きよし KIINA 25周年

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。