猛暑に負けない！体の熱を取り去る薬膳レシピ発表

夏の猛暑を乗り切る薬膳レシピ

今年の夏は、記録的な猛暑が続き、疲れやだるさ、不眠、熱中症などといった体調不良に悩まされる方が増えています。そんな中、体の中にこもった余分な熱を取り除くための新しい提案が発表されました。それが、株式会社河出書房新社から発売される『体にこもった熱を取る薬膳』です。著者で中医師の幸井俊高氏の監修の下、手軽に取り入れることができる熱取り薬膳レシピが63点も収められています。

薬膳の魅力とは

薬膳とは、食材に秘められた栄養や効果を生かして健康を促進する料理法で、特に中医学に基づいたアプローチです。体にこもった熱を取り除く食材としては、トマト、なす、きゅうり、とうもろこしなどが挙げられています。これらはすべて手に入りやすく、家庭で簡単に調理できるものばかりです。

中身の充実したレシピ

本書では、食材の特性を生かした「熱取り薬膳レシピ」が多数紹介されています。たとえば、トマトやなすを使った料理が豊富にあり、これらの野菜は特に体を冷やす効果があります。また、巻末には自宅で簡単に作れる薬膳ドリンクやスープのレシピも紹介されているため、毎日の食事に取り入れやすくなっています。

夏の体調不良に立ち向かう

体にこもった熱は、不調の元になる「こもり熱」として知られています。これを取り除くことで、疲れや不眠、渇き、ほてりといった症状の改善が期待できます。本書は、8月18日の発売を前に、多くの人にそのコンセプトが広がっていくことが期待されています。特に、NHKのドラマ「しあわせは食べて寝て待て」でも薬膳が注目され、薬膳ブームが訪れています。