日本の音楽界を代表するイベント、浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル
浜松市で開催される『第31回 浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル』が、8月4日から9日までの六日間にわたり、アクトシティ浜松で行われます。このイベントは、浜松市文化振興財団、ヤマハ株式会社、ヤマハ音楽振興会が共催しており、世界的に活躍する演奏家や教育者によるレッスンとコンサートが行われます。
アカデミーの内容
本年のアカデミーでは、演奏家コースと中学/高校生コースが設けられ、合計148名の学生が参加可能です。演奏家コースには、大学生や専門学生、プロ奏者を対象にしたプログラムがあり、少人数制で質の高いレッスンが提供されます。一方で、中学生や高校生向けのコースも存在し、将来の演奏家を育てる新たな場として注目を集めています。
参加者は、全クラスでピアノの伴奏を受けながら音楽的な技術を磨くことができ、聴講生として参加することで、講師陣のレッスンを観ることも可能です。参加者には、国際的に著名な演奏家たちが指揮する貴重なチャンスが用意されています。
講師陣とコース詳細
今年のアカデミーには、浜松出身のサクソフォン奏者である須川展也をはじめ、世界的に有名な演奏家たちが講師として参加します。フルート科にはフランス国立管弦楽団のミシェル・モラゲス氏、クラリネット科にはフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団のリッカルド・クロッシーラ氏が初参加です。各楽器ごとに7名の受講生が受けられる小規模なレッスンが展開され、受講料は6万5千円(税込)となっています。
中学・高校生向けのコースも設置されており、こちらは20,000円(税込)で受講可能。学生にとっては、国際的な教授陣の指導を受けられる貴重な機会です。
フェスティヴァル・コンサート
アカデミーに続き、フェスティヴァルも開催されます。こちらでは、オープニングコンサートや特別講義など、多彩なプログラムが予定されています。8月4日にはアカデミー教授陣とヤマハ吹奏楽団による特別コンサートが実施され、8月7日には、シカゴ交響楽団のジーン・ポコーニー氏による特別講義も行われます。これらのイベントは、専門的でありながらも誰でも楽しめる音楽体験となるでしょう。
申込と時期
参加を希望する方は、公式サイトから申込が可能です。受講生と聴講生の募集が始まっており、定員には限りがありますので、早めの応募が推奨されます。詳細な情報は公式ホームページで確認できます。音楽の祭典への参加を通じて、新たな交流や学びの場を見つけてみてはいかがでしょうか。
公式サイト:
浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル
音楽を愛する皆さま、心に響く体験をぜひしに来てください!