現代音楽の未来
2025-08-01 11:38:23

加藤訓子が奏でる、現代音楽の新たな扉を開くコンサート

伝統と革新が交差する音楽の一日



世界的に活躍するパーカッショニスト、加藤訓子がプロデュースする「MUSIC DAY SERIES」。このコンサートシリーズは、伝統的な音楽の中に革新を取り入れ、現代音楽の可能性を広げる試みとして注目されています。2025年度の公演では、日本の現代作曲家の先駆者ともいえる権代敦彦(ごんだい・あつひこ)に焦点が当てられます。

権代敦彦という作曲家


権代敦彦氏は、1986年に桐朋学園で《リベラ・メ》を委嘱初演して以来、40年近くにわたり日本の音楽界で重要な役割を果たしてきました。その音楽は、時代の流れや呼吸に敏感に反応し、常に新しい表現を追求し続けています。打楽器に対する情熱は特に強く、演奏家たちにとっても大きな挑戦であり、同時に歓びでもあります。OBが組織するこのコンサートシリーズで権代氏の作品に触れることができるのは、音楽界にとって貴重な機会です。

コンサートの詳細


この歴史ある神奈川県立音楽堂で開催される「MUSIC DAY SERIES 2025」は、9月20日(土)14時からの開演予定で、数々の実力派アーティストが集います。加藤訓子をはじめ、岩見玲奈、會田瑞樹、新野将之など、若手演奏家たちが繊細で革新的な音楽を奏で、観客へ「今、聴くべき現代音楽」を伝えます。

出演者と演奏曲目


コンサートには、豪華なキャストが揃い踏み。演奏予定の曲目には、1986年初演の《リベラ・メ》をはじめ、権代氏の様々な作品が含まれており、全てが初演や委嘱作品です。特に注目されるのは、2021年に行われる世界初演の“シ”の彼方にや、2022年のローズウッド霊歌など、現代音楽の最前線を体感できる内容となっています。

チケット情報


この特別なコンサートに参加する方法として、全席指定のチケットが販売されています。A席は5,000円、B席は4,000円、U-25は3,000円と非常にお得な価格。一般発売が開始されており、チケットは電子チケットサイト「teket」にて購入可能です。

お問い合わせ


公演に関する問い合わせは「芸術文化ワークス事務局」まで。音楽に興味のある方々には、ぜひ足を運んでいただきたい一日となることでしょう。このコンサートが、権代敦彦氏の作品を通じて、次代へと繋がる音楽の贈り物になることを期待しています。


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