ペナルティ・ワッキーが語る特攻隊の声と平和の重要性

特別番組「戦後80年特番」について

2025年、太平洋戦争の終結から80年を迎えるこの重要な年に、BSよしもとでは特別番組『戦後80年特番』が放送されます。この特番は二部構成で、戦争の記憶を振り返り、平和の大切さを考えることを目的としています。

第一部「あの日の空へ特攻隊の声を聞く」

第一部では、ペナルティのワッキーが元特攻隊員、鳥谷邦武さんにインタビューを行います。このセクションでは、特攻隊員たちの過酷な訓練や特攻に選ばれた時の心情、終戦後の抑留体験など、当時の生の声に耳を傾けます。インタビュー中、ワッキーは感情を抑えることができず、何度も涙を流しながら平和の貴重さについて考えます。

彼はこの舞台に12年前から出演し、2020年にがんを患ったことを機に「この舞台を広めることが自分の使命だ」と強く感じるようになりました。2025年からはプロデューサーとしても活動することを決意し、作品の発展に励んできました。これまでの経験と感じた想いが、インタビューを通じてより深く伝わることでしょう。

第二部『Mother〜特攻の母鳥濱トメ物語〜』

続いて第二部では、舞台『Mother〜特攻の母鳥濱トメ物語〜』が約2時間半にわたってノーカットで放送されます。この作品は元特攻隊員の遺書を基に構成され、多くの感動と共感を呼ぶ真実の物語とされています。主演の浅香唯を筆頭に、ワッキーやジャングルポケットの太田博久、安藤美姫などが熱演します。

この舞台は、特攻隊の母とされる鳥濱トメの生涯を描いており、多くの人に戦争の意味や命の大切さについて考えさせる内容です。視聴者はただのエンターテイメントとしてだけでなく、歴史の重みや人々の想いに直接触れる機会を得ることができます。