#SDGs #津軽びいどろ #白神山地

青森の自然を表現した一品「白神の森響」

青森県屈指の伝統工芸品である「津軽びいどろ」と下山学園高等学校の生徒たちが手がけた陶磁器が登場することになりました。その名も「白神の森響」。この商品は、青森の豊かな自然をテーマにした箸置きシリーズで、2025年11月の学園祭後に全国で販売される予定です。

自然を守るという思い

「白神の森響」は、白神山地の素晴らしい自然を守りたいという生徒たちの思いから生まれました。白神山地は世界自然遺産に登録された特別な場所で、原生的なブナの森が広がり、希少な動植物が生息しています。しかし、近年にはその自然環境に影響を与える問題が顕在化しています。このシリーズは、自然をテーマにし、色鮮やかな生命を感じるデザインが施されています。

産学連携の重要性

このプロジェクトは、下山学園高等学校が地域の企業と連携してSDGsに関連する商品を開発したいという提案からスタートしました。2023年には専任デザイナーが学校で特別授業を行い、3年生の生徒たちに「ものづくりを通した社会課題解決」についての講義を行いました。

教育と地域がつながる

生徒たちは、箸置きのスケッチやデザイン提案を行い、地域の自然を体験しながら商品開発に取り組みました。3年間をかけ、生徒たちは互いにアイデアを引き継ぎ、最終的には津軽びいどろのデザイナーとともに商品化に成功しました。こうした取り組みを通じて、若い世代が地域の資源に目を向け、未来の担い手として育つことが期待されています。

商品概要と販売店

新商品の「白神の森響」は、以下のような多彩な箸置きが揃っています。

• - 箸置きブナの新緑（品番：F-75700）
• - 箸置き青池（品番：F-75701）
• - 箸置きブナの黄葉（品番：F-75702）
• - 箸置きアカショウビン（品番：F-75703）
• - 箸置きカワセミ（品番：F-75704）
• - 箸置きニホンカモシカ（品番：F-75705）

各商品は税込880円で、全国の取扱店で販売予定です。また、オンラインショップでも購入可能ですので、ぜひチェックしてください。

自然保全への寄付

さらに、商品の売上の一部は白神山地の保全活動に寄付され、実際の自然環境の保護にも貢献します。これは、地域学生の教育と地域産業が連携し、持続可能な社会づくりに向けた一歩として非常に重要な取り組みと言えます。

「白神の森響」は、自然を尊重し、未来の世代に受け継いでいくための象徴的な商品です。これを通じて、私たちも自然環境について考えるきっかけを得ることができるでしょう。みなさんも、この素敵な箸置きを手に取ってみてはいかがでしょうか？

関連リンク

サードペディア百科事典: SDGs 津軽びいどろ 白神山地