ポーラ化成工業が化粧品GMP認証を取得、品質向上を目指す

ポーラ化成工業が国際規格ISO22716を取得

ポーラ・オルビスグループの一員であるポーラ化成工業株式会社が、2024年から横浜市戸塚区に新たに設置した「テクニカルディベロップメントセンター（TDC）」および静岡県袋井市の「袋井工場」において、国際的な規格であるISO22716（化粧品GMP）認証を取得しました。この認証は化粧品の製造と品質管理に焦点を当てており、品質を重視する同社の姿勢を裏付けるものです。

目指すは高品質な製品

ポーラ化成工業は、品質安定化と輸出化粧品への対応強化を宿命として、ISO22716の認証取得に向けて努力してきました。この認証の意義は、消費者が安心して使える高品質かつ安全な製品をお届けすることにあります。国際規格に基づく品質管理体制は、製品の信頼性を高め、ポーラ化成工業のブランド力向上にも寄与することでしょう。

認証に向けた取り組み

認証が開始されたのは2024年であり、本年中に「TDC」と「袋井工場」の両方で認証を取得しました。ISO22716は製造プロセスにおける環境、設備、作業員、原材料、トレーサビリティといった要素を含む国際的なガイドラインです。これに基づいて、ポーラ化成工業は共通の運営体制を活用して化粧品を製造しています。特に「TDC」では、異業種からの製造装置や特殊な原材料を駆使した高度な製造技術と、厳格な品質管理が実施されています。