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鮭漁師祭り ～鮭、日本一のまち 知床・斜里町～

斜里町は、この冬、特に冬に向けて目が離せないイベントが開催されます。2025年12月3日（水）、札幌駅前地下歩行空間、通称「チカホ」で行われる「鮭漁師祭り」。76年もの歴史を誇るこのまちでは、最近の不漁が大きな話題になっていますが、漁業者たちはこのイベントを通じて鮭の魅力を再発見し、直接消費者と関わることを目指しています。

歴史的な不漁の背景

昨今の鮭の漁獲量は、全国的に減少傾向にあり、斜里町でもその影響は避けられません。この2025年における漁獲量は、ここ55年間で最も厳しい結果となり、全道で前年比3割減、斜里町ではなんと2割ほどの減少を記録しました。その結果、市場における鮭やいくらの価格は倍以上に高騰し、消費者にとっても影響が出ています。

しかし、この厳しい状況だからこそ、漁業者たちは「鮭離れ」を防ぎ、次世代にその文化を伝えたいと願っています。だからこそ、この祭りの開催が重要なのです。斜里の漁師たちが心血を注いで作り出した絶品の鮭料理や、商品を通じて、皆さんに鮭の本当の価値を知ってもらいたいと考えています。

鮭いくら丼の贅沢な無料提供

他にも、今回の祭りで特にも注目すべきは「鮭いくら丼」。会場では知床の鮭といくらをふんだんに使った特製丼を、先着各50食、無料で提供します。提供時間は12:00からと17:00からの2回。整理券は各回の1時間半前からお配りしますので、ぜひ早めに来場して楽しんでください。

新たな試みと魅力的な商品群

更に、7つの地元事業者が出店し、各自の自慢の逸品を揃えています。例えば、北洋共同漁業部の「来運サーモン」や、豊慶漁業部の「桜鱒の開き」など、鮭やいくらだけにとどまらず、斜里町の豊富な海の恵みを感じられます。また、知床の人気キャラクター「知床トコさん」も会場に登場。グッズ販売も行われ、親しみを感じられることでしょう。

【販売予定商品例】

• - 有限会社北洋共同漁業部：骨抜き秋鮭の切り身、いくら醤油漬け、来運サーモン、知床昆布
• - 有限会社豊慶漁業部：桜鱒の開き、ホッケスティック
• - 斜里第一漁業協同組合青年部：鮭の山漬け切り身〜姿の3種

などなど、地元の名品が勢ぞろいです！

さらに、2,000円以上購入した方には先着500名様に限定ステッカーもプレゼントします。

ふるさと納税の新しいカタチ

今年の祭りでは、新しい試みとして斜里町への「ふるさと納税」がその場で体験できます。寄付を行った方は、そのまま返礼品を受け取ることができ、特設ブースで手続きが可能です。また、寄付した方には先着30名に「知床トコさん」の限定缶バッジもプレゼントされます。

イベントの詳細

• - イベント名：鮭漁師祭り ～鮭、日本一のまち 知床・斜里町～
• - 開催日：12月3日（水）10:30〜18:00
• - 開催場所：チカホ 北3条交差点広場（西）
• - 主催：斜里第一漁業協同組合定置部会

この祭りを通じて、斜里町の漁業文化を体験して、コミュニティのつながりを感じてみてください。地元漁師たちと共に、鮭の魅力を再発見し、未来に繋げる場としてぜひご参加ください！

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