カンヌ監督週間 in Tokio 2025 開催記念 特別上映『ハッシュ!』
2025年、東京で盛大に開催される「カンヌ監督週間 in Tokio」に先立ち、特別なプレイベントが行われます。12月3日(水)、東京日仏学院 エスパス・イマージュにて、橋口亮輔監督の名作映画『ハッシュ!』が上映されるのです。この上映イベントでは、主演の田辺誠一氏と監督の橋口氏の二人が登壇し、特別トークを繰り広げます。
『ハッシュ!』は、2001年に公開された作品で、当時の第54回カンヌ国際映画祭監督週間に正規出品され、大きな反響を呼びました。この映画では、同性のカップルである直也と勝裕、そして子供を持ちたいと願う女性の朝子、自分たちを取り巻く社会との関係性が描かれており、家庭の形が多様化している現代を考えさせる作品となっています。
特別上映とトークイベントの詳細
特別上映は、12月3日(水)の18:30から行われ、上映後には豪華なトークイベントも開催されます。開場は18:15で、全席自由のためお早めの到着をお勧めします。なお、上映開始後の遅入場はご遠慮ください。イベントはどなたでも無料で参加でき、事前にPeatixでのお申し込みが必要です。観客との特別なひとときを大切にするこの機会をお見逃しなく。
橋口亮輔監督の特異性
橋口亮輔監督は、1993年にデビュー作『二十才の微熱』で名を馳せ、その後の作品『渚のシンドバッド』では国際的に評価を受けてきました。『ハッシュ!』も、彼のテーマである人間の孤独と絆を深く探求した作品です。ヒューマンな描写と感情の深みは、観る者に大きな印象を残します。
さらなる関連企画
この特別上映は「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」の前触れであり、自由なる映画たちをテーマにした関連企画『自由なる映画たち ~7本の映画でたどる『カンヌ監督週間』~』が、12月4日から7日、さらに12月18日にかけて開催されます。こちらのチケットも一律1100円で入手可能です。
この映画祭は、新しい作品を観ることができるだけでなく、個性豊かな映画たちを通じて視野を広げる機会でもあります。ぜひご覧いただき、映画の魅力を再発見してください。
最後に
映画は人をつなぎ、新しい生活様式を模索させます。このイベントを通じて、多くの人々とその経験をシェアできたら嬉しいです。カンヌ監督週間の魅力を一緒に体感し、映画の力を感じましょう!