夏の涼を味わう和のスイーツ
暑い夏、冷たいスイーツは私たちにとって欠かせないもの。しかし、ただのかき氷では物足りないと思うグルメ女子に、特別なひと皿を紹介します。それが、京都・老松嵐山店で味わえる「天然氷のかき氷『みぞれ』」。こちらは、通常のシロップをかけるかき氷とは異なり、和菓子としての風味が楽しめる新しいスタイルのスイーツなのです。
老松が提案する新しいかき氷
有職菓子御調進所として知られる老松は、京都を代表する老舗和菓子店の一つ。その名に恥じぬよう、彼らはかき氷作りでもこだわりを追求しています。伝統的な和菓子の技法を取り入れた「みぞれ」は、実は平安時代の貴族が享受していた氷菓子にインスパイアされています。『枕草子』に記されたような古き良き夏の楽しみ方を、現代の感性で表現した一品です。
天然氷の秘密
このかき氷に使われるのは、栃木県日光市の「四代目徳次郎」の天然氷。農作物同様に自然の条件に影響されるため、数に限りがありますが、だからこそ特別感があります。この天然氷は職人によって手作りされており、機械的に製造された氷とは一線を画します。そのため、口に含んだ瞬間に感じる滑らかさは、特別な体験を演出します。
老松の職人たちは、氷づくりを学ぶために何度も日光を訪れ、その厳しい環境での体験を経て、天然氷を「職人の仕事が宿る素材」として理解しました。これにより、通常のかき氷とは異なる視点で商品の開発が行われているのです。
和三盆との出会い
かき氷に添えられる甘味には、徳島県産の最上級和三盆を使用。和三盆は独特の風味があり、繊細な味わいですが、老松ではこれを「甘さを強調するシロップ」として留めず、氷と共に溶け合うような役目を持たせています。この工夫により一口ごとに、ほのかで優しい香りが楽しめ、氷が冷たく頬をなで尽くす様子が絶妙に調和します。
丹波大納言小豆の特別な存在感
さらに、粒あんには大粒で炊き上げた丹波大納言小豆を使用しています。皮が割れにくく、しっかりとした食感が特徴のこの小豆は、氷の口どけの中で絶妙なアクセントとなります。老松の職人が手間をかけて炊き上げたこのあんこは、甘さ控えめで小豆本来の風味を感じながら、全体のバランスを完璧に保っています。
商品詳細と店舗情報
「みぞれ」は、税込2,970円で、提供は天然氷がなくなり次第終了します。京都市右京区に位置する老松嵐山店「茶房玄以庵」では、氷と和三盆、小豆が織り成す、ひと夏の特別な体験があなたを待っています。
住所
〒616-8385京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町20
営業時間
9:00~17:00(茶房 9:30~17:00、L.O. 16:30)
電話番号
075-881-9033
URL
老松公式サイト
この夏、老松の「天然氷のかき氷『みぞれ』」で、贅沢な一杯を楽しんでみませんか?あなたの夏の思い出に素敵な一ページを加えることができるでしょう。