能登の合唱曲誕生
2025-05-08 10:12:50

能登の子どもたちの思いを歌に込めた合唱曲『フェニックス』が誕生

合唱曲『フェニックス』が能登から全国へ



能登半島地震を経験した子どもたちの「復興への想い」が込められた新たな合唱曲『フェニックス』が、5月14日(水)に輪島高校で初披露されました。この日は全校生徒250名と近隣の小学生が一堂に会し、感動的な合唱を行います。

キックオフイベントの内容



除災・復興を掲げ、この日のイベントは日本中の合唱団とつながりを持つ「キックオフ」として位置付けられており、全国の合唱団から届いた「能登へのメッセージ&合唱ビデオ」が大画面に映し出されます。参加者全員で『フェニックス』を歌いながら、メッセージを共有し合い、熱い連帯感を生み出す場となります。

この日はまた、茨城県つくば市の中学校ともオンラインで結ばれ、遠隔交流が行われる予定。参加者が一緒に心を一つにして歌うことで、復興への思いがより一層広がります。また、4K映像素材も提供されるので、参加するメディア関係者にとっても貴重な機会となるでしょう。

合唱曲誕生の背景



この合唱曲を作曲したのは、NPO法人MBFCの代表を務める弓削田健介さん。彼は全国47都道府県をキャンピングカーで巡りながら、学校での音楽活動を行っています。『フェニックス』は、能登の小中高校生から集まった300以上の「復興への想い」をもとにして作曲されたものです。

弓削さんは、輪島高校の生徒たちの「復興花火」活動に感銘を受け、その精神を形にするためにこの合唱曲を生み出したといいます。生徒たちが花火玉に復興への願いを書いた姿が、さらに多くの人々に希望を与えるはずです。

47都道府県を巡る「歌むすび」活動



この日のキックオフを皮切りに、今後は全国47都道府県をキャンピングカーで巡りながら、「能登へのメッセージ」を集める「歌むすび」活動がスタートします。弓削さんは「みんなと作った応援歌を全国に広げていく」という誓いを立てています。音楽の力で人々を結びつけるこの活動は、困難に立ち向かう人々の支援にもつながっていくことでしょう。

笑顔と希望を届ける歌



合唱は単なる音楽活動ではなく、そこで表現されるメッセージが人々の心に響くコミュニケーションの手段です。『フェニックス』には、震災の経験を経た子どもたちの力強い応援の想いが込められています。この曲が全国各地で歌われることで、新たな絆が生まれ、復興の道のりに光をもたらすことでしょう。今後も、能登の子どもたちの想いを巡る旅が続きます。


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