新たなナイトタイム文化を創出！JTBとJOYSOUNDの共創プロジェクト

愛知・名古屋を彩る新たなナイトエコノミー

日本のナイトライフシーンが、また新たな動きを見せています。株式会社JTBとエクシング（JOYSOUNDを展開する会社）が手を組み、愛知・名古屋のナイトタイムエコノミーの活性化を目指した共創プロジェクトを始めることが決まりました。これは、訪日外国人観光客に対して、愛知・名古屋の魅力を伝える新しいナイトタイムコンテンツを開発する取り組みです。

日本文化を楽しむ体験型ツアー

このプロジェクトでは、日本のナイトカルチャー“スナック”を体験できる質の高いツアーや、名古屋の名物「なごやめし」を楽しむ夕食とナイトカルチャー体験を組み合わせたツアーを企画・販売することが予定されています。訪日外国人に、日本の独自の文化に触れ合いながら、地元の食を楽しんでいただけるような内容となります。

ナイトエコノミーの必要性

2024年には年間3,600万人を超える訪日外国人観光客が日本を訪れると予測されていますが、夜の観光コンテンツが不足しているのが現状です。特に愛知・名古屋地域はこの課題を抱えており、この空白を埋めるための新しいコンテンツが求められています。日本の夜の楽しみ方をもっと多様化させ、観光消費の増加に繋げることが急務です。

両社の想い

JTBは、交流創造事業を通じて地域の観光事業者の課題解決に取り組んでおり、訪日インバウンドの支援を行っています。その中で、ナイトタイムエコノミーの整備は重要な要素と位置づけており、より多くの訪日外国人に日本ならではのナイトカルチャーを体感させることを目指しています。

一方、エクシングは、カラオケを通じて新感覚のナイトカルチャー体験を提供します。「JOYSOUND」の豊富な楽曲数と外国語対応の機能を活かし、訪日外国人が日本の文化を楽しめる環境を整えます。このような両社の強みを組み合わせることで、愛知・名古屋のナイトタイムエコノミーを活性化させ、地域経済における大きな波及効果を生み出していきます。

未来の展望

2025年度にはさらにコンテンツの拡充が計画されており、2026年度以降には全国展開を目指しています。これは、訪日外国人観光客のさらなる増加に合わせたもので、持続的な協業によって、日本の魅力を国際的に発信していくことが期待されています。両社の力を結集し、愛知・名古屋のナイトタイムエコノミーを盛り上げていく姿勢は、多くの人々に新しい体験を提供し、地域文化の価値を高めることに繋がるでしょう。