食の多様性に挑戦
2025-09-25 16:09:21

食の多様性を実現!スノーピークとケアリングフードの挑戦

食の多様性を実現する新たな挑戦



「自然の力で誰でも食べられるキャンプ飯」を目指して、エイベックス・ヘルスケアエンパワー合同会社が支援する「ケアリングフード」の第一人者、藤春幸治シェフと新潟県のアウトドアブランド・スノーピークが共同で開発した新商品、「新潟県産 米粉麺 雪室貯蔵」が登場します。この商品は2025年10月31日から販売され、アレルゲンフリーかつグルテンフリーの特性を持っています。

社会的背景


日本では、食物アレルギーを持つ子どもたちが増加しており、文部科学省の調査によると2022年度には約52万7千人に達しました。食物アレルギーの影響は多くの家庭に及び、外食時には「食べられるものがない」と感じた経験がある方も多いことでしょう。このような状況に直面し続ける中、ケアリングフードは「すべての人の笑顔のために」という理念を掲げ、誰もが安心して楽しめる食文化の創造を目指しています。

また、スノーピークは「自然と人、人と人をつなぐ」という哲学を大切にしており、キャンプがもつ特別な体験を皆で共有できるようサポートしています。今回のプロジェクトは、このような共通の理念を基に立ち上げられました。

商品の特長


「新潟県産 米粉麺『雪室貯蔵』」は、28品目アレルゲンフリーかつグルテンフリー実現した商品です。新潟県産の米粉を使用し、雪室で約1ヶ月熟成させることで米本来の旨味を引き出しました。この製法は農林水産省の研究でも評価されており、新米に近い食味を持つとのこと。

さらに、全ての加工は新潟・燕三条エリアの有機JAS認証工場で行い、安心、安全にこだわっています。麺はもちもちした食感と、滑らかなのど越しが特長で、小さなお子様から高齢者まで幅広い層に楽しんでいただけます。家庭での食卓はもちろん、アウトドアシーンでも活躍する「主食」として提案されており、キッチンでもキャンプでも新たな料理の冒険が楽しめます。

先行試食会のお知らせ


2025年10月4日と5日には、スノーピークの「雪峰祭2025秋」にて、先行試食会が開催される予定です。藤春幸治シェフが手掛ける料理では、アレルギーや健康制限を気にする方も楽しめる和洋のメニューが提供されます。じっくり煮込まれたトマトを使った洋風のミートソースと、厳選した出汁が香る和風冷製料理を楽しむ機会です。これにより、アウトドアで同じ食事を囲む喜びを体験できることを目指しています。

今後の展望


今後、ケアリングフードとスノーピークは「アレルゲンフリー × アウトドア」というテーマの新しい食のシリーズを展開していく予定です。さらにキャンプでも手軽に楽しめるレトルト食品や、自然由来の植物性バターなども商品化を進めています。「誰もが同じ食卓を囲める社会」を実現するための挑戦は続きます。

監修者からのコメント


藤春幸治シェフは、「自然の中で食卓を囲む時間は、日常の中で特別なものです。食物アレルギーや健康上の制限がある方にも、アウトドアで同じ料理を楽しむことができる新しい選択肢を提供することは、今日の社会において大切な視点です。これを通して、食の多様性を尊重する未来を感じていただけることを願っています」と語っています。

スノーピークの食事業担当者も、「私たちは、食の制限がある方々の声に応え、「誰もが食べられるキャンプ飯」を実現するために取り組んでいきます」と述べ、皆が共に楽しめる時間を提供したいとしています。これからの展開に期待が高まります。


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