ブラザーの新業務用刺しゅうミシン『PR1060W』が登場!
2023年9月3日、ブラザー工業株式会社(本社:名古屋市)は業務用刺しゅうミシン『PR1060W』の販売を開始します。この新しい製品は、業務用として初めてマトリックスコピー機能を搭載し、刺しゅうデータのレイアウトを簡単に行うことができます。これにより、従来の煩雑な操作を大幅に軽減し、より効率的な作業を実現します。
業務用刺しゅうミシンの新たなスタンダード
ブラザーの刺しゅうミシンは、家庭用から業務用までさまざまなモデルが揃っています。『PR1060W』は1頭10針で、工場や店舗での名入れやロゴ刺しゅうに非常に便利なアイテムです。また、ハンカチやスーツ、作業着など幅広い作品に対応可能です。
マトリックスコピー機能の魅力
この新機能は、液晶パネルから簡単にアクセスでき、複数の刺しゅうデータを一度に縦横にまとめてコピーできます。連続柄や等間隔の刺しゅう作業を自動化することで、手間を大幅に削減。これにより、作業効率が向上するだけでなく、ワッペンなどの量産にも最適です。
操作の安心感をもたらす機能
新しい『PR1060W』は、ミシン操作に不安を感じる方のために「管理者ロック」機能も搭載しています。これにより、誤操作やトラブルを未然に防ぎ、安心して作業に集中できます。また、液晶画面の操作効率も向上しており、ショートカット機能を使用することで操作手順を簡略化できます。
ライブカメラ機能で仕上がりを確認
製品の特徴として、大画面液晶に仕上がりを映し出せるライブカメラ機能も挙げられます。この機能のおかげで、刺しゅうデータと作品の位置合わせをより正確に行うことが可能です。視覚的に仕上がりを確認しながら微調整できるため、ミスを減らすことができます。
筒物用テーブルの標準装備
さらに利便性を高めるため、筒物用テーブルが標準装備されており、生地の安定性が向上しました。これにより、ズボンの裾などの筒状部分への刺しゅう作業もスムーズに行えます。
新しいソフトウェアも登場
ブラザーは、刺しゅうデータ作成のための新しいソフトウェア「BE EMBROIDERY STUDIO」を2025年10月にリリース予定です。このソフトは、グラフィックデザインソフト「CorelDRAW®」と統合されており、オリジナルのデザインを刺しゅうデータに直接変換することができます。これにより、クリエイティビティがより自由になり、刺しゅう制作の効率性も向上することでしょう。
まとめ
充実した機能を備えたブラザーの『PR1060W』は、業務用刺しゅうの新たな選択肢となります。初心者からプロフェッショナルまで、それぞれのニーズに応えられるアイテムです。刺しゅうに興味がある方や、業務での利用を考えている方には、ぜひ注目していただきたい製品です。
ブラザーの新たな挑戦をぜひ体験してみてください。