大阪・関西万博での特別な体験イベント
2025年に大阪で開催される 万博のテーマウィークスタジオでは、特別な子ども体験イベント「いきものって面白い!君も今日からEARTH SAVER!」が行われました。このイベントは、地球の未来と生物多様性に焦点を当てており、子どもたちはいきものたちの不思議な生態を学びながら、地球を守る活動に積極的に参加しました。
アースセイバー認定式
このイベントでは、自らを「アースセイバー」と呼び、いきものや自然を守るために行動することを促進しました。アースセイバーは、アニメ『地球のラテール』から生まれたキャラクターで、主人公カナデが仲間のいきものたちと共に冒険し、環境といきものを守るための勇気を持つことを象徴しています。
トークセッションでの学び
イベントの初めには、アニメのプロデューサーである河森正治氏と株式会社バイオームの藤木庄五郎氏によるトークセッションが行われました。河森氏は「野生の現場を自分の目で見ることの大切さ」を伝え、自然との触れ合いの重要性を強調しました。一方、藤木氏は、地域での生物分布を可視化し、自然の健康をデータで診断するプロジェクトの進行状況を紹介しました。
図鑑を巡る旅マップ
次に行われた「図鑑を巡る旅マップ」では、大きな立体図鑑を使って絶滅危惧種について学びました。子どもたちは自らの発見を記録し、リアルなイラストと共に生きものの魅力を感じることができました。このイラストはフランス人クリエイターのロマン・トマさんによるもので、写実的かつ可愛いデザインが魅力でした。
ダンスコーナーで楽しく体感
旅マップの活動の後、アニメ『地球のラテール』の主題歌「地球のオーケストラ」のダンスコーナーが設けられ、人気振付師のぶんけいさんと万博公式キャラクターのミャクミャクが登場しました。子どもたちは世代を超えて楽しめるダンスに参加し、一体感を味わうことができました。
アースセイバーの誇りを持とう
最後には、参加した子どもたち一人ひとりにアースセイバーのペンダントと認定書が授与されました。彼らはこの大切な記念を手に、自然保護に対する意識を新たにし、未来のアースセイバーとしての責任を感じることができました。今後もWEBを通じてアースセイバー登録が行えるエコ活動が広まり、生物多様性を守る行動が育まれることが期待されます。
公式情報でさらなる学びを
アニメ『地球のラテール』や、関連する絵本『ラテールとアースセイバー 〜絶滅危惧種が教えてくれること〜』など、子どもたちが学び、楽しむことができるコンテンツが多数提供されています。今後も子どもたちにとって、地球や生きものを守ることの大切さを育む場が増えていくことを期待しています。