2026年の新たなおにぎりトレンド予測
一般社団法人おにぎり協会は、2026年に向けたおにぎりのトレンド予測を発表しました。この予測は、2025年に行われたトレンド振り返りと、主要コンビニエンスストア4社からのデータをもとに形成されています。発表された内容の中で、おにぎりという食文化がどのように進化していくのか、非常に興味深いポイントが浮かび上がってきます。
おにぎりの進化と新たな役割
2026年のおにぎりのトレンドとして挙げられたのは、3つの重要な変化です。1つ目は「世界食化」、2つ目は「二極完成」、3つ目に「完結おにぎり」が挙げられます。おにぎりは、ただの軽食から選べる主食へと進化する過程にあることが明らかになっています。
1. 世界食化
日本食のおにぎりが、今後は海外でも日常的に楽しめる食文化となるとの予測です。小さいスペースでも成功するおにぎりは、世界各地で親しまれる日常食としての地位を確立するでしょう。特に、訪日外国人が増える中で、日本独自の味やスタイルが海外に浸透し、現地の素材を取り入れたおにぎりが生まれる可能性が高まります。こうした変化は、寿司やラーメンといった他の日本食と同様に、グローバルなフードとしての存在感を強めるでしょう。
2. 二極完成
おにぎりの価格帯に関しても、大きな変化が予測されています。プレミアムおにぎりとリーズナブルなおにぎりの明確な役割分担が進むとされており、消費者はより選びやすくなります。これは、素材や産地にこだわった高品質のおにぎりと、手に取りやすい価格設定のおにぎりの両方が求められるというシンプルな構造から来ています。これにより、消費者は食べたいシーンに応じたおにぎりを選びやすくなるでしょう。
3. 完結おにぎり
生活が忙しい中で、「一個で食事が完結する」というニーズが高まっています。特に、主食と主菜の両方を一度に受けられる「完結おにぎり」が新たなスタンダードとなる見込みです。この傾向に伴い、「大きめのおにぎり」や「具材感が豊かなタイプ」などが人気を博し、確固たる地位を築くでしょう。
2025年の振り返り
2026年のトレンド予測を立てるにあたり、2025年のトレンドがどのように評価されたのかも重要です。1.
グローバルフレーバーの普及、2.
国産おにぎりのプレミアム化、3.
カスタマイズおにぎりという3つの軸が、いずれも成果を上げています。特にプレミアムおにぎりの人気は顕著で、多くの消費者が高品質な商品を選ぶようになっています。またおにぎり専門店によるカスタマイズの普及も見逃せません。
おにぎり協会の見解
おにぎり協会の代表理事である中村祐介氏は、2026年においておにぎりが持つ役割が拡大し続けることを確信しています。「おにぎりは忙しい日常の中での強力な味方であり、文化的にも深化していくポテンシャルがある食べ物です」との言葉が印象的です。
まとめ
おにぎりの2026年予測は、ただの軽食を超えて、より多様なニーズに応える存在として進化していくことを示しています。私たちの味覚を広げ、新たな食文化としての地位を築くおにぎりの今後の動向に、ぜひ注目していきたいところです。