マノロブラニクがミラノに新たな旗艦店をオープン！その魅力とは？

マノロブラニクがミラノに旗艦店をオープン！

ファッション界の巨星、マノロ・ブラニクがこの度イタリア・ミラノに最新の旗艦店をオープンしました。この新しいショップは、ミラノの中心地、ヴィア・ピエトロ・ヴェッリに位置し、約100平方メートルの広さを誇ります。この2フロア構成の店舗は、マノロ・ブラニク自身の芸術的センスと深いルーツを反映した洗練されたデザインです。

店舗のデザインの魅力

新店舗は、2019年に取得したイタリアの工房「Re Marcello」の影響もあり、イタリアのクラフツマンシップへのこだわりを強めています。内装には、ブラニクの故郷であるスペインで母親が使用していた白黒のタイルが取り入れられており、彼女へのオマージュが込められています。このモノクロームのタイル模様は、タイムレスかつ現代的な雰囲気を醸し出し、店内のコレクションをより際立たせています。

さらに、店舗の空間は著名な彫刻家コンスタンティン・ブランクーシの作品《無限柱》からインスパイアを受け、幾何学的なフォルムのリズムが感じられます。これにより、マノロ・ブラニクらしいエレガンスと独自の構築美が生み出されています。

こだわりのコレクション

オープニングイベントでは、最新コレクションも披露されます。オールドハリウッドのミューズやアーティスト、ファッションフォトグラファーなど、マノロ・ブラニクにインスピレーションを与えた多様な要素が反映されたラインナップが揃います。特にオープンを記念して、ミラノ限定で発表される「SIXAHI」、「TRINCA」、「PRANZANA」などは、20世紀初頭のバウハウス運動や、イタリアの著名なデザイナー・ジオ・ポンティに影響を受けたデザインが特徴です。

このコレクションは、マノロ・ブラニクが選び抜いたディスプレイとともに、店内の隅々にまで彼の理念と情熱が息づいています。どれもが芸術品であり、靴を超えた価値を持つものばかりです。

オープニングパーティーの盛況

10月には、盛大なオープニングパーティーも開催され、多くのゲストが集まり、この新店舗の誕生を祝福しました。マノロ・ブラニク自身が出席し、彼のキャリア50年を祝う特別な時間となりました。

ブランドとしてのマノロ・ブラニク

マノロ・ブラニクは、50年以上の長いキャリアを持つデザイナーで、そのスニーカーやアクセサリーは世界中で愛されています。また、彼はファッション界での功績を高く評価され、多くの賞を受賞しています。特に、女王エリザベス2世からの名誉勲章は彼の業績を証明するものでしょう。

今回のミラノにおける新たな旗艦店は、彼のブランドが持つヘリテージと現代性との完璧な融合を象徴しています。ファッションの中心地であるこの都市で、マノロ・ブラニクの新たな章が始まりました。