≒JOY全国ツアー2025「Our moon is getting full」ファイナルレポート

≒JOY全国ツアー2025「Our moon is getting full」ファイナル公演レポート

≒JOYによる全国ツアー「Our moon is getting full」が、11月30日に東京都・有明アリーナでのファイナル公演を迎えました。このツアーは全国7都市を巡り、全16公演に及び、大いなる盛り上がりを見せました。特にこの日、夜の部においては、ステージ演出やメンバーのパフォーマンスが観客を魅了し、会場は熱気に包まれました。

ステージの魅力

ライブは、観客を空の旅に誘うCA風の衣装を身にまとったメンバーによってスタートしました。オープニングの「いま、月は満ちる」では、指原莉乃がプロデュースした楽曲で、観客のコールによって一気に盛り上がりを見せました。この曲は、彼女自身が過去に手がけた楽曲をカバーしたもので、ファンとメンバーがひとつになれる瞬間が生まれました。

続く「スイートシックスティーン」では、センターステージからサインボールを観客に投げるメンバーの姿も見られ、ファンサービスもたっぷりです。観客との距離感を大切にし、笑顔を振りまく姿に、歓声が沸き起こりました。

多彩な演出

挨拶の「アテンションプリーズ！」の後、ユニット曲ゾーンに突入しました。姉妹グループである＝LOVEや≠MEの楽曲も披露され、市原愛弓や天野香乃愛といったメンバーたちの多彩なパフォーマンスで一層盛り上がりを見せます。中でも「だだだ、だって。」や「0120お助け屋さん」の披露は観客を楽しませ、ライブの熱気は増していく一方でした。

中盤には少しシックな衣装でのパフォーマンスに切り替わり、ダンスの振付や表情が一変。感情的な楽曲「無謀人」では、炎が噴き上がる演出も相まって、メンバーが持つ凛々しさに惹き込まれました。

南の島の爽やかさ

続いて、彼女たちの人気曲「ブルーハワイレモン」をはじめとしたサマーチューンが続き、会場は青い空と海を思わせる爽やかな雰囲気で満たされました。特に「体育館ディスコ」や「初恋シンデレラ」のアッパーチューンでは、観客の盛り上がりが最高潮に達しました。

最後に小澤が「試行錯誤して挑戦できたツアーだった」と振り返り、勇気づけられる言葉で観客を楽しませた後、「ネバギバ！生きろ」を披露。晴れやかな歌声が響き渡り、ファンとの絆を深める瞬間が生まれました。

アンコールと感動の瞬間

嬉しさが溢れるアンコールでは、メンバーが法被姿で「ニアジョイ音頭」を披露し、お祭りムードを演出。さらに、ゲストに読売ジャイアンツのマスコット・キッズジャビットが登場し、観客との一体感は増しました。

その後、サプライズとして2026年の日本武道館での4周年コンサートの発表があり、メンバーは涙を流しながら感激を表現。小澤は「ここからが勝負」と新たな決意を語り、ラストには再び「きっと、青い」を披露しました。

ダブルアンコールで「いま、月は満ちる」を再び歌い上げ、ツアーは感動のフィナーレを迎えました。女性アーティストとしての成長を見せつつ、ファンとの強い絆を感じられたひとときは、参加者全員にとって特別なものになったことでしょう。