HIPPYの新曲
2025-04-22 13:59:19

HIPPYが歌う被爆80年テーマソング「ほしになった町」の想い

HIPPYが歌う被爆80年テーマソング「ほしになった町」が完成



広島の被爆80周年を迎える今年、アーティストHIPPYが歌うテーマソング「ほしになった町」が完成しました。この楽曲は、原爆の影響を受けた町やその歴史を次世代に伝えたいという思いを込めたものです。特に、歌詞には中島本町という実在の地名が取り入れられており、世代を超えてその背景を学ぶきっかけとなることを目指しています。

歌の背景



「ほしになった町」というタイトルは、原爆で消えてしまった町々、特に爆心地近くの中島本町が舞台となっています。まるで道しるべのように、歌詞は「中島本町で被爆し今もみつからない僕」の思いを、未来を担う「次世代の君」へと伝えています。この歌を通して、リスナーの皆さんが過去を知り、そして感じ、さらに調べてみるきっかけになればとの願いから名付けられました。

ポップなアプローチ



通常、被爆や平和に関する楽曲は重いものが多いですが、HIPPYのアプローチは少し異なります。「ほしになった町」はポップなメロディーとリズミカルなサウンドが特徴で、聴く人の心を柔らかく包み込んでくれます。今年の特別な年にふさわしい明るさが、原爆の日という枠を超えて未来へつながるエネルギーを与えるような楽曲となっています。HIPPYとRCCは、この歌が人々にとって特別な存在となり、記憶をつないで行くことを願っています。

発表と生歌披露



4月28日(月)、HIPPYは「イマナマ!」のニューススタジオにて「ほしになった町」のフルバージョンを生歌で披露予定です。この際、楽曲に込められた想いや未来への願いについてもお話しする機会が設けられています。また、同日にRCCラジオ「えんまん。」にも生出演し、楽曲に関するトークも予定しています。

ピアノ編曲バージョンも期待



さらに、現在ピアノ編曲バージョンの制作が進められており、こちらも5月に公開される予定です。HIPPYの表現は多様で、普遍的なテーマに対して新しいアプローチを提示しています。

HIPPYについて



HIPPYは2015年にNIPPON CROWNからメジャーデビューを果たしました。代表曲「君に捧げる応援歌」はリリースから8年を経てYouTubeやTikTokで1億回以上再生され、SNSを中心に広がりを見せています。アルバム「夜明け-Be Alive-」はオリコンチャートで3位を獲得し、日本レコード協会からストリーミングゴールド認定も受けています。

また、HIPPYは毎月「原爆の語り部 被爆体験者の証言者の会」に参加し、被爆の伝承活動にも力を入れています。時には音楽を通じて、時には直接体験者からの証言を伝えることで、その重要性を広めているのです。

このように、HIPPYは音楽を通じて、過去の歴史と未来への希望をつなぐ架け橋となっているのです。彼の新曲「ほしになった町」は、聴く人々に深い感動とともに、学びの機会を提供してくれることでしょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: HIPPY ほしになった町 被爆80年

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。