循環型ファッションの新しい形
2025-09-19 12:41:38

株式会社メルローズと法政大学が提案する循環型ファッション「Cirbric Project」の全貌

株式会社メルローズが法政大学と共同開発した「Cirbric Project」



株式会社メルローズが法政大学人間環境学部と手を組み、循環型ファッションを目指す革新的なプロジェクト「Cirbric Project」をスタートしました。このプロジェクトでは、衣服の生産過程で生まれる“残反”を有効活用し、サステナブルなファッションの実現を目指しています。学生たちのクリエイティブなアイデアを活かし、約4年間の共同研究を経て、2025年9月19日から公式ECサイト「MELROSE STORE」での販売を開始します。

残反とは?


「残反」とは、衣類制作時に生じる余剰の生地を指し、これが本来は廃棄される運命にあるものです。しかし、このプロジェクトでは残反を資源と見なし、リサイクルの重要な要素として扱います。メルローズの残反は質の高い生地であり、これを活用することで新たな資源を投入せずとも持続可能なファッションの実現が可能になります。また、環境負荷を軽減できる新たな価値を生み出すことを目指しています。

Cirbric Projectの魅力


Cirbric Projectでは、学生自らがモデルとなり、古着や親から受け継いだアイテムを取り入れたスタイリングを披露します。このコーディネートは、単にファッションの再生だけでなく、記憶や文化の循環も表現したもの。サステナブルな側面を持ちながら、ファッションの楽しさも引き出しています。商品ラインナップとして、スタンダードB.Dシャツ、テーラードダブルジャケット、チェックスカートなどが揃い、どれも魅力的なプライスで提供される予定です。

商品ラインナップ


  • - スタンダードB.Dシャツ (3種):各¥9,900(税込)
  • - テーラードダブルジャケット (1種):¥20,900(税込)
  • - チェックスカート (2種):各¥9,900(税込)

プロジェクトへの学生たちの想い


プロジェクトに参加している学生たちは、ファッションを楽しむことと環境への配慮を両立させられると信じています。彼らは「circular(循環)」と「fabric(生地)」を結びつけ、「Cirbric」という名前を付けました。この取り組みを通じて、アパレル業界の革新と持続可能なファッションの可能性を追求しています。

参加メンバー紹介


法政大学人間環境学部の金藤Aゼミに所属するアパレルチームが中心となって研究を進めています。メンバーは4年の村岡咲希さん、3年の中村日菜詩さん、張野夏菜さん、2年の武内祐綺さん、鈴木優太さんです。

このチームは、日本の温室効果ガスのほとんどを占めるCO₂排出を削減することを目指し、特に衣服のライフサイクルにおけるCO₂排出の減少に向けた取り組みを行っています。

このプロジェクトの成功が、日本のアパレル業界全体に変革をもたらすことを期待しています。
これからも学生たちの創造力が、ファッションの未来を照らすことを願うばかりです。


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