鈴廣かまぼこ株式会社、新社長に鈴木智博が就任

鈴廣かまぼこ株式会社、新たな時代の幕開け

神奈川県小田原市に本拠地を置く鈴廣かまぼこ株式会社は、2025年9月8日に新たな経営体制へと移行します。これにより、長年同社を率いてきた10代目社長の鈴木博晶（すずきひろあき）が代表取締役会長に就任し、11代目社長に鈴木智博（すずきともひろ）が就任することが発表されました。

新しい代表のメッセージ

新社長の鈴木智博は、自身の就任に際して「襷をつなぎ、未来へ」というメッセージを届けました。160年間の歴史の中で、彼は職人の誇りや長年の信頼、そしてお客様との絆を大切にしながら、新たな挑戦を続ける意思を表明しています。彼にとって、この襷は単なる伝統ではなく、先代から手渡された重責を象徴しています。

社是と新たな挑戦

鈴廣の社是「老舗にあって老舗にあらず」は、時代に合わせた変化を恐れず、新しい取り組みに挑戦する姿勢を示しています。鈴木智博は、この信念を胸に、かまぼこの製造だけでなく、さまざまな分野での革新を進める計画を明らかにしました。彼は、自社のすべての製品に込められた想いを、これからも誇りを持ってお客様に届けていきたいと語ります。

未来へ向けた確かな道筋

新体制の中で鈴廣かまぼこ株式会社は、これからも多くの人々と共に成長し続ける決意を示しています。鈴木智博は「一本のかまぼこに込められた想い」を大切にし、職人たちの腕と情熱を未来へ継承していくことを誓います。「襷は一人では繋げない」という言葉には、多くの人との連携や、共に歩むことの重要性が込められています。