3月3日はオーディオブックの日!変化する読書の形とは?
3月3日は「オーディオブックの日」。この日は、オーディオブックの文化を広めることを目的に制定されています。耳からも本を楽しむこのスタイルが、最近大きな注目を集めているのをご存知でしょうか?オトバンクが実施した「オーディオブック認知度調査2025」では、オーディオブックの認知度と利用経験が急増していることが明らかになりました。
オーディオブックの広がり
調査によると、オーディオブックの認知度は59%に達し、利用経験者は15%と前年よりも大きな増加を見せています。特に、過去2年間で利用経験者が6割増えたことが注目されています。この成長の背景には、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及があり、音声コンテンツを楽しむ環境が整ったことがあります。加えて、定額で様々な作品が楽しめるサブスクリプションサービスが多く登場し、ますます利用しやすくなりました。
認知度と利用意欲の向上
具体的な数字を見てみると、2023年に比べて認知度が13ポイント上昇していることがわかります。また、42%の人が「オーディオブックを使ってみたい」と回答し、これも前年より9ポイントも増加しました。利用したい理由には「ながらで読書ができる」「目が疲れない」といった、生活スタイルに合った点が挙げられます。
「ながら読書」の魅力
オーディオブックの魅力は、なんと言っても「ながら読書」ができる点です。通勤や移動中、家事をしながらでも本の内容を楽しめるのは、忙しい現代人にはピッタリのスタイル。調査では、実際に「耳だけで小説を楽しめるのが面白い」「気軽に本が読める」といったポジティブな意見が多く寄せられました。
40代以上の回答者からは、目が疲れないという身体的な理由も多く見られ、「本で文字を読むのが辛くなってきたから」という声も。自分の体調やライフスタイルに合った読書方法が選べるのは、嬉しいポイントですね。
音声コンテンツのランキング
音声コンテンツ全体の中で、オーディオブックは「音楽」「ラジオ」に次いで第3位となり、ポッドキャストも上回る結果に。現代の空き時間や隙間時間で聴ける「耳のスキマ時間」に、オーディオブックは浸透してきています。
調査概要
今回は、20〜69歳の男女500名を対象に行われたこの調査は、インターネットを介したもので、最新の動向を反映したものです。従来の紙や電子書籍に続く、新たな「第3の書籍」として位置づけられるオーディオブックの今後が楽しみです。
最後に
オーディオブックが広まることで、読書の楽しみ方がどんどん多様化しています。これからも耳からの読書スタイルが豊かに広がることを期待しましょう。3月3日には、自分にぴったりのオーディオブックを見つけて、新しい読書の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?