サンクゼールが掲げるカーボンニュートラルに向けた挑戦
8月8日は「暑すぎる夏を終わらせる日」として、日本気候リーダーズ・パートナーシップによって制定された特別な日です。この日を踏まえ、長野県飯綱町を拠点とする食品製造小売企業、サンクゼールが2030年度に向けたカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを発表しました。サンクゼールは、全国約180店舗を展開し、消費者に安心・安全な食品を提供する中で、気候変動に立ち向かう姿勢を示しています。
8月8日「暑すぎる夏を終わらせる日」とは
この日は、毎年最も暑い季節に気候変動への危機感を呼び起こす目的で設けられました。数字の「8」を横にすると無限大(∞)の形になることからも、終わらない厳しい猛暑への意識を高めています。そこで、企業や国民が共にその現状を「自分ごと」と捉えて、持続可能な社会の実現に向けた行動を促す意義があります。
サンクゼールが気候変動に向き合う理由
サンクゼールにとって、気候変動は単なる社会問題ではなく、自社の経営課題でもあります。地元の農産物や海の幸を扱う企業として、原材料の確保が環境の変化に影響されるからです。だからこそ、この取り組みを通じて、持続可能な経営を追求する意義があると考えています。
サンクゼールのカーボンニュートラルに向けた具体的な取り組み
1. Scope1・2排出量の削減
サンクゼールは、自社のエネルギー使用に伴う温室効果ガスの排出量を2021年度比で50%減少させることを2030年度の目標に掲げています。実際、2022年からは本社及び工場の電力をCO2フリーの「Greenでんき」に切り替え、大幅なCO2排出量の削減を達成しています。このような具体的な行動計画を着実に推進している姿勢は、他の企業にも影響を与えることでしょう。
2. Scope3排出量の算定・開示
企業内だけで完結する問題ではなく、部品や原材料の調達、さらには製品の販売に至るまでのサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量も算定・把握する努力を進めています。これにより、実績に基づいた具体的な削減施策を検討し、意義のある目標設定が可能になるのです。
3. 食品廃棄物の削減
製造過程から食品廃棄物を削減するため、ロスの要因分析を進めています。製品設計や製造工程の改善を通じて廃棄物の発生を抑え、不要なロスは飼料やバイオ燃料に活用する方針です。すでに2025年度には、2021年度比の50%削減を達成し、新たな目標設定に向けて動き出しています。
4. サンクゼールの森を活用した森林保全
サンクゼールは、オフィスを囲む「サンクゼールの森」において、信州大学と連携して動植物や植生の調査を行っています。この森林保全の取り組みは、CO2の吸収・固定など気候変動対策に貢献し、生物多様性も促進します。今後も地域に根ざした活動を続け、国際目標である「30by30」達成に寄与することを目指します。
未来に向けて
サンクゼールは、樹立した2030年のロードマップに基づき、カーボンニュートラルの達成に加え、人的資本経営や食品ロス削減、森林保護などの多分野にわたる持続可能な経営の実現を目指しています。これらの取り組みを通じて、地域社会への貢献だけでなく、企業としての持続的な成長も見据えているのです。サンクゼールの「愛と喜びのある食卓をいつまでも」というスローガンには、その想いが込められています。
株式会社サンクゼールの詳細については、公式サイトをご覧ください。