日本が誇るメガネの匠、シャルマンの心意気を発信する「CHARMANT MADE」
福井県鯖江市に本社を構える株式会社シャルマンは、1956年にメガネフレームの部品製造からスタートし、今日では世界的に認められるメガネメーカーへと成長を遂げました。その信念や技術を体現するプロジェクトが「CHARMANT MADE」です。
シャルマンのものづくりの歴史
元々は小さな部品から始まったシャルマンの歴史ですが、現在では400名以上の技術者が集まり、ほぼ全ての製造工程を内製化することで高品質なメガネを生み出しています。特に、メガネのフレームに使われるエクセレンスチタンという素材は、東北大学との共同研究によって生まれたもので、その特性はメガネに理想的なバネ性や形状記憶性を持っています。これにより、快適なかけ心地が長持ちする製品が実現しています。
「CHARMANT MADE」の魅力
「CHARMANT MADE」は、シャルマンが追求するものづくりの姿勢と手法を示すキーワードであり、高い品質とデザインの融合を目指しています。このプロジェクトでは、フレームのデザインだけでなく、金型や治具といった製造にかかわるすべての工程を一貫して行い、完璧なメガネを目指して試行錯誤を重ねています。
映像で伝える技術者の想い
シャルマンは、この情熱をより多くの人に知ってもらうべく、インタビュー動画を特設サイトで公開しました。人気映像作家の藤代雄一朗氏が監督を務め、8名の技術者の思いを映し出しています。映像では、手作業での色付けや新素材の開発、さらにはレーザ微細接合技術の成功までの過程が描かれ、視聴者はメガネ制作の裏側に触れることができます。
技術と美を融合させた製品群
メガネ製造に必要な新しい技術として、シャルマンは「レーザ微細接合」を開発しました。これは、従来の接合技術を超えるもので、強度と美しさを両立させるものです。大阪大学との共同研究によって実現したこの技術により、見た目にも美しい、しなやかなデザインのフレームが生み出されています。
シャルマンの未来を担う「研究と生産」
シャルマンのロゴマークは、研究と生産の二つの輪がリンクする姿を表しています。これは、最新技術をもって未来のメガネを創造することと、実際にそれを製品として結実させることが重要であるということを示唆しています。そのため、研究部門と生産部門は緊密に連携し、より良い設計を行うことを信条としています。
完全なる一貫生産の魅力
福井県鯖江のメガネメーカーとして、シャルマンは70年近くにわたり進化を続けてきました。他のメーカーとは一線を画し、ほぼ全ての製造工程を自社内で完結させることがその強みです。これにより、最新の技術革新やデザインが常に注ぎ込まれ、顧客の期待に応える製品が生まれています。
まとめ
「CHARMANT MADE」は、シャルマンが取り組むメガネの製造過程やその背後にある情熱を知る大きな機会です。特設サイトでは、最新の製品や技術を視聴することができ、シャルマンの心意気を深く感じることができます。ぜひ一度、その魅力を体験してみてください。