カンロ飴70周年プロジェクトが光市で始動
カンロ飴を製造・販売するカンロ株式会社が、2025年に迎える70周年を祝うため、地域連携プロジェクト「カンロ飴食堂のまち ひかり」を立ちあげました。このプロジェクトは、カンロ飴の生誕の地である山口県光市と協力し、地域の新鮮な食材を使った特別なメニューを提供することを目指しています。
カンロ飴の歴史と魅力
カンロ飴は、1955年の発売以来、長い間多くの人々に親しまれてきました。シンプルな原材料から作られたこの飴は、砂糖や水飴に加え、こだわりのしょうゆや食塩を使用しており、独特の和の甘じょっぱさが特徴です。
近年では、SNSを通じてカンロ飴を料理に活用したレシピが話題となり、その多様な楽しみ方が認知されています。特に、カンロ飴ならではの甘さとコクは、料理の隠し味としても最適です。カンロは、これまでの「懐かしい」印象から「日本のやさしい飴」としてブランドイメージの更新を図り、更なる親しみを持たれる存在になることを目指しています。
地域との連携を深める意見交換会
2025年11月7日に光市で開催された意見交換会には、光市内の飲食店や宿泊施設などの事業者18社が参加しました。参加者たちは、カンロ飴を使った創作料理やデザートのアイデアを出し合い、地域に根ざした魅力的なメニューの開発につながる意見を交わしました。この会議には、カンロの社長・村田哲也氏や光市の芳岡市長も参加し、参加者との交流が和やかに進められました。
地域貢献の一環としての商品の寄贈
意見交換会の際には、カンロ商品寄贈式も行われました。カンロは、80周年を迎えた1992年から毎年様々な施設にお菓子を寄贈しており、今年も高齢者施設や保育園などに3,456個のカンロ商品の贈呈を行いました。来年以降も、地域と共に歩む姿勢を貫き続けます。
今後の展望と参加企業の募集
「カンロ飴食堂のまち ひかり」は、2026年春頃の実施を予定しており、光市内の食材事業者と連携して新しい味の体験を提供します。また光市へのふるさと納税の返礼品として、カンロ飴の提供も計画しています。光市に訪れることで、“カンロ飴食堂”の特別なメニューを楽しむことができるようになるでしょう。
地域の魅力を再発見し、共に未来を築くこのプロジェクトは、皆さまからの参加をお待ちしています。光市の公式ホームページにて、食材提供者を募集中です。期間は11月10日から12月26日まで。興味を持たれた方はぜひお知らせください。
まとめ
カンロ飴は、今後も地域との絆を大切にしながら、食を通じて新たな“やさしさ”を届ける挑戦を続けます。ぜひ、このプロジェクトを通じて光市の魅力とカンロ飴の新たな楽しみ方を体験してみてください。