オアシスの誕生を辿る写真集『オアシスザ・マスタープラン』
英国の名ロックバンド、オアシスの誕生と成長を記録した写真集『オアシスザ・マスタープラン』が2025年6月に日本で発売されることが発表されました。本書は、著名な写真家ケヴィン・カミンズ氏が撮影した貴重な写真を多数収録し、バンドの進化の軌跡を映し出します。
オアシスは、音楽シーンにおいて特に影響力のあるバンドの一つであり、再結成のニュースが話題を呼んでいる中、その誕生の瞬間や初期の激動の12カ月がどのように記録されたのかを知ることができる本書は、ファンにとって必読の内容となることでしょう。
巨匠による貴重な瞬間の記録
ケヴィン・カミンズ氏は、過去数十年にわたり多くのアーティストを撮影してきた世界的に有名なフォトグラファーです。オアシスは1993年にクリエイション・レコーズと契約し、デビューアルバムの制作がスタートします。その過程で、カミンズ氏はバンドの初期ライブや彼らの素顔、音楽的なルックスを捉え続けました。
本書には、彼らのマンチェスターでの初々しい姿や、地元のパブやストリートでの等身大のショットが収められています。さらに、多くの写真は世界初公開となっています。特に、兄弟であるノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーがデビュー当時に着用していたマンチェスター・シティのユニフォーム姿など、オアシスがどのようにアイデンティティを形成していったかを視覚的に追体験できる貴重な一冊です。
ノエル・ギャラガーのコメントも収録
ノエル・ギャラガーは、本書に寄せられたコメントの中で、フットボールやファッション、音楽についての思いを語ります。また、オアシスの成長に関する思い出を振り返りながら、成功へと至るまでの彼らの奮闘を明かしていきます。さらに、文化評論家のゲイル・クロウザーによるオアシスの影響力に関する考察も収録されており、バンドの功績を深く掘り下げています。
文化の最前線を捉えてきたカミンズの世界
ケヴィン・カミンズ氏は、彼の作品がブルックリン美術館やシドニー・オペラハウス、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーなどで展示されているように、多くのアートファンや音楽ファンに親しまれています。本書を通じて、現代音楽のルックや文化的背景を捉えてきた彼の眼差しに触れることができるでしょう。
オアシスの誕生と進化を見逃すな
オアシスは、どのようにしてその独特なサウンドと個性的なルックスを確立したのか。この写真集で、彼らが紡いできた物語と文化的影響力を味わい尽くし、音楽の深みに浸ってみてはいかがでしょうか?音楽ファンにとって、この『オアシスザ・マスタープラン』は心に残る一冊となるに違いありません。