ハウス食品グループが国連グローバル・コンパクトに参加し持続可能な社会を目指す

ハウス食品グループ、国連グローバル・コンパクトに署名

大阪府東大阪市に本社を置くハウス食品グループは、国際連合が主導する「国連グローバル・コンパクト」に署名し、2025年10月21日から参加企業として登録されたことを発表しました。これに伴い、同グループは「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」への加入も果たしました。

グループ理念の実現に向けた道

ハウス食品グループは、『食を通じて人とつながり、笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナーをめざします。』という明確なグループ理念を持っています。この理念に従い、「お客様への責任」「社員とその家族への責任」「社会への責任」の三つの柱を基盤とし、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

国連グローバル・コンパクトの重要性

国連グローバル・コンパクトは、企業や団体が社会的責任を持って行動し、持続可能な成長を目指すための世界最大のサステナビリティイニシアチブです。この仕組みは、健全なグローバル社会を構築するための重要なツールであり、参加企業は責任あるリーダーシップを発揮することが求められます。ハウス食品グループは、その活動を通じて社会の良き一員としての役割を果たすことが期待されています。

取り組むべき4分野10原則

ハウス食品グループは、国連グローバル・コンパクトが規定する4つの分野および10の原則を支援し、具体的な取り組みを進めます。これらの原則は以下の通りです。

1. 人権

- 原則1: 国際人権の保護を支持、尊重する。
- 原則2: 人権侵害に加担しないように努める。

2. 労働

- 原則3: 結社の自由と団体交渉を支持する。
- 原則4: 強制労働の撤廃を支持する。
- 原則5: 児童労働の廃止を支持する。
- 原則6: 雇用における差別の撤廃を支持する。

3. 環境

- 原則7: 環境問題に対する予防的アプローチを支持する。
- 原則8: 環境への責任を率先して引き受ける。
- 原則9: 環境に優しい技術の開発を奨励する。

4. 腐敗防止

- 原則10: あらゆる形態の腐敗を防止する。強要や贈収賄を含む。

これらの原則は、企業活動における倫理的かつ持続可能な選択を促進し、未来の世代に向けての責任ある行動を仕向けるものです。

ハウス食品のサステナビリティの取り組み

ハウス食品グループは、単なる製品製造にとどまらず、社会全体への影響を考慮した企業運営を行っています。その一環として、サステナビリティへの取り組みを強化し、様々なプロジェクトを展開しています。詳しい内容に関しては、こちらのリンクを参照してください。

ハウス食品グループは、国際的なネットワークと連携しつつ、責任ある企業市民としてサステナブルな社会の実現に貢献し続けます。