伝説のギターサウンドを堪能する『村上RADIO』第73回の放送

64分間の音楽旅行とギター伝説の特集

毎月最終日曜日の夜、作家の村上春樹がディスクジョッキーとしてお届けするラジオ番組『村上RADIO』。第73回は、3月30日（日）19時から59分間、アメリカの伝説的ギタリスト、チェット・アトキンスとデュアン・エディをフィーチャーした特別な放送を予定しています。

チェット・アトキンスとデュアン・エディの驚くべき業績

この2人のギタリストは、1950年代後半から1960年代にかけて活躍し、多くのアーティストに影響を与えてきました。チェット・アトキンスはカントリー音楽の巨匠であり、特に独自の「ピッキング・スタイル」が特徴的。彼のスタイルは多くのギタリストが模倣するほど影響力があり、その演奏はジャンルを超えて愛されています。一方、デュアン・エディは「twangy guitar」と称される独特の低音サウンドで知られ、多くの作品でそのサウンドが輝きを放っています。

音楽の魅力を再発見

今回の放送では、彼らの名演を通じて、音楽の魅力を感じることができるでしょう。村上さんは「彼らの存在なしにはロック・ギターの変遷は語れない」とも語っており、音楽史を深く掘り下げる絶好の機会です。これを機に、まだ知らない方もぜひその音楽を体験してみてください。

特別ゲストも登場！

さらに嬉しいサプライズとして、イギリスのロックバンド「ポリス」のギタリスト、アンディ・サマーズが飛び入り参加する予定です。彼の存在が加わることで、放送時間はますます盛り上がるでしょう。音楽に浸りながら、彼らの技と人柄に触れることで、リスナーも新たな発見へと導かれるはずです。

これまでの放送と村上春樹の思い

村上RADIOは2018年から始まり、さまざまな音楽テーマに基づく数多くの放送が行われてきました。村上春樹は自身の選曲センスを活かし、リスナーに魅惑的な音楽を届け続けています。今回の放送も、その中の一環として視聴者を音楽の旅へと誘います。

放送を前にした村上春樹さんのコメントには、「素敵なゲストも参加するので、グルーヴィーなギター・サウンドを存分にお楽しみください」という期待感が溢れています。