コーセーが迎えた2025年度新入社員
株式会社コーセーは、2025年度の新入社員77名を迎える入社式を行いました。この式典は、株式会社コーセー及びそのグループ会社であるコーセー化粧品販売、コーセーインダストリーズ、株式会社アドバンスの合同で実施され、社長の小林 一俊が代表して新入社員に訓示を行いました。とても新鮮な気持ちで新たなスタートラインに立った新入社員たちの姿が印象的でした。
新たなビジョンを共有
入社式の中で、小林社長は昨年発表された中長期ビジョン『Vision for Lifelong Beauty Partner―Milestone2030』について触れました。これは、コーセーが約10年後の未来を見据えてどのような企業でありたいかを示すもので、特に重要な時期に新入社員として加わったことを強調しました。2024年には創業80周年を迎え、新たな挑戦や成長を目指しているコーセー。
新入社員に期待することとして、彼はまず「良い商品を、良いお店で、きちんと売る」という理念を紹介しました。重要なのは、商品開発に留まらず、正確なカウンセリングや商品選びをサポートすることです。この理念に基づき、新入社員たちにはお客さまのために活動する姿勢が求められています。
「3G」の理念を基にした取り組み
社長は次に、コーセーが大切にする『3G(グローバル、ジェンダー、ジェネレーション)』についても語りました。これは、これからの消費者のニーズに応えるための戦略で、世界中の人々に商品を届け、性別を問わずすべての方々にケアや美容の楽しさを広めるための指針です。さらに、メイク習慣の変化に適応し、幼少期からのスキンケアの重要性も認識しています。
環境への配慮と関係の構築
また、「サステナビリティ&コネクティビティ」という視点も強調されました。コーセーは顧客との直接的な接点を持つことで、彼らの悩みや不安を理解し、寄り添い続けることが求められています。これにより、顧客と共に成長できる関係を築いていくことが期待されています。
挑戦と改革を大切に
続いて、小林社長は新入社員に対して「挑戦することの大切さ」を伝え、特に今の経済環境において変化が求められている時期だと話しました。彼は過去の困難を振り返りながら、ピンチをチャンスに変えるために挑み続ける姿勢が必要だと述べました。
さらには、今後の「改革」と「変革」にも触れ、新入社員には、柔軟な発想を持ち、新しい提案を行うことを期待しています。今のやり方を学ぶことが重要であり、それを基に更なる改善を行う必要があると語りました。
グローバルな成長に向けた最適化
小林社長は、今後のグローバル戦略についても言及しました。従来の自前主義から脱却し、外部との協力を視野に入れることで新たな成長を目指すとのこと。地域に根ざしたブランドの獲得や、外部パートナーとの関係構築が鍵となります。
おわりに
創業時から『共存共栄』の精神を持つコーセー社員として、新入社員たちにはそれぞれの強みを生かし、 共に未来を切り開くことが求められています。新入社員たちがどのような成長を遂げ、コーセーの未来に寄与していくのか、非常に楽しみです。コーセーの広がる可能性とそのビジョンを是非、応援していきましょう!