NINZIAが切り拓く食の未来
テクスチャ・エンジニアリングを駆使した食品開発を行う株式会社NINZIAは、2025年6月23日から東京都墨田区にあるインキュベーション施設「Center of Garage」(COG)への入居を開始しました。この施設は、様々なベンチャー企業が集まるハブとして、研究開発の新たな拠点となります。
Center of Garageとは
Center of Garageは、ものづくり系ベンチャー企業のためのインキュベーション・ハブです。国内外の技術や知見を融合させ、異なる業界のプレーヤー同士を結びつけることで、新しい事業の創出を目指しています。ここでNINZIAは、自社の持つ独自の食感創成技術を活かし、様々な食品の開発を加速させる予定です。
次世代素材「NINZIA PASTE」
NINZIAが開発した「NINZIA PASTE」は、従来の蒟蒻をペースト状に保つことができる新しい食品素材です。血糖値の上昇を抑える機能を持ちながら、滑らかで豊かな食感を提供します。この素材は、プラントベースのシーフードやヴィーガンミート、さらには美味しい防災食など、様々な製品へ応用可能です。NINZIAの目指すのは、全ての人が楽しめる食の未来を創造することです。
食品開発への独自アプローチ
NINZIAは、ただの健康志向の食品企業ではなく、食感創出に特化した技術企業です。日本伝統の蒟蒻から抽出される食物繊維「グルコマンナン」を活用し、食さえ楽しむことを目的とした製品を生み出しています。糖尿病や高血糖、肥満、アレルギーといった食の制限を抱える多くの人々にとって、「食べる」という行為がどれほど重要かを理解し、そうした制約を乗り越える食体験を提供しています。
自宅で簡単にできる成型技術
NINZIAが開発した「ニンジャのような結着成型技術」は、特別な機器を必要とせず、焼いたり乾燥させるだけで成型が可能です。従来のゼラチンではなく完全植物性のため、ハラールやヴィーガン商品への応用も期待されています。この技術は、ドバイやバスク、シリコンバレー、シンガポールといった国際的なフィールドでも高く評価されています。
未来の食文化を創造するNINZIA
NINZIAは「食べることを楽しむ」という基本的な価値観を大切にしながら、今後もあらゆる国や地域で「食」を楽しむ手助けをしていきます。次世代の食文化を共に築いていくための挑戦は、これからも続いていくでしょう。
NINZIAの公式ウェブサイトやオンラインショップでは、次々に展開される新しい食材や商品情報も発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。未来の食がどのように変わっていくのか、一緒に見届けましょう!