猛暑を乗り切る！音楽イベントでの氷補充サービスが実現

大型音楽イベントで快適さを追求！

2025年夏、大阪で開催された大型音楽野外イベント「RUSH BALL」において、株式会社サイテキが企画した「アイスバッグ提供＆氷補充サービス」が業界初として注目を集めています。この取り組みは、特に猛暑が懸念される夏の音楽イベントにおいて、来場者が安心して楽しめる環境を提供することを目的としています。

サービス導入の背景

近年、地球温暖化の影響で記録的な猛暑が続く中、夏場の屋外イベントでは熱中症対策が求められるようになりました。長時間の屋外滞在が続く音楽イベントでは、観客が自由に利用できる暑さ対策が非常に限られていました。そこで、サイテキは既存の氷補充サービスを参考にし、音楽野外イベントへ応用したのです。

「RUSH BALL」では、導入初日からアイスバッグが1300個以上販売され、氷の補充は1600回を超える大好評を得ました。来場者からは「助かった！」「快適に楽しめた！」といった声も多く寄せられ、ポジティブな反応が目立ちました。

プロデューサーの思い

「RUSH BALL」のプロデューサー、力竹総明氏は、このサービスについて次のように語っています。「2023年の暮れにサイテキから提供の提案をいただきましたが、翌年のイベントは台風により中止になりました。しかし、映像でフランスの猛暑をしのぐ選手たちを見て、氷嚢の有効性を認識しました。今年、リベンジの年として挑み、多くの来場者に使用していただけました。」

このコメントからも、サイテキのサービスがどれほど音楽体験を快適にするかが伺えます。

代表のビジョン

サイテキの代表取締役、石山龍二氏も「猛暑が常態化する中、来場者が安全に音楽を楽しめる環境づくりは欠かせない」と語り、今後もエンタメ業界において『不便を便利にする』ことを目指していくと表明しています。この取り組みにより、サイテキはさらなるサービスの拡充を目指すとともに、現地販売や運営の効率を高める仕組みを整備しています。

今後の展望

この成功をもとに、サイテキは来年度以降の夏イベントでも同様のサービス展開を計画しています。さらに、独自開発中のエンタメ専用ECカートシステムとの連携で、今後はAI導入による複数案件への同時対応も視野に入れているとのことです。業界全体の運営効率向上に貢献することを目指し、今後も目が離せない企業と言えるでしょう。