岐阜発「meet tree」が韓国に進出、森の魅力を届ける新たな挑戦

日本の美しい森の恵みを韓国に伝える新たな試みとして、岐阜県中津川市に本社を構える丸山木材ホールディングス株式会社が設立した現地法人「meet tree Korea Co., Ltd.」が登場しました。日本の伝統的な木材の魅力を生かしながら、韓国現地の文化や健康に根ざした商品を展開するこのプロジェクトは、多くの注目を集めています。

「meet tree」とは

「meet tree」は、”森のある暮らしを届ける”をテーマに、化粧品やアメニティ、アパレル、カフェ事業など多岐にわたって展開するブランドです。岐阜県の豊かな自然環境から生まれる製品たちは、消費者に日本の森の美しさを伝えると同時に、生活に癒しを与えることを目指しています。新たにスタートした韓国法人では、これらの事業に加え、韓国の伝統医学に基づいた健康食品の開発も進めています。

韓国での事業展開

「meet tree Korea」は、韓国独自の健康食品の共同開発を行うため、伝統医学と植物素材を専門とする「ソンジェ韓医院」とのコラボレーションを発表しました。このプロジェクトでは、韓国と日本の様々な植物を生かした商品が誕生することが期待されています。さらに、様々な化粧品をオンラインショップで販売し、日本産木材の精油を使ったコスメやライフスタイル雑貨により、消費者にとっての「日本の森」を身近に感じられる機会を提供します。

アメニティ事業とアパレル事業

また、アメニティ事業においては、韓国のホテルや飲食店などの施設に向けて、meet treeの商品販売やブランドコラボレーションなどを提案し、さらにサービスの幅を広げます。特に注目したいのは、2つのゴルフウェアブランド「meet tree golf」と「KISS ON THE GREEN」の展開です。KISS ON THE GREENは来年春にリニューアルを行う予定で、韓国市場への本格進出が期待されています。