ロッテが人権尊重を徹底する苦情処理窓口を新設します

ロッテ、苦情処理窓口「グリーバンス」を開設

株式会社ロッテは、2025年6月1日よりお取引先様向けの「ロッテグリーバンス（苦情処理）受付窓口」を設置します。この窓口は人権の尊重を強化するために開設され、より透明で公平な対応を目指すものです。

ロッテは、改訂された「人権方針」に基づき、企業活動全般において人権を尊重することを重要な課題と位置づけています。これまでも内部通報窓口を設け、役員や従業員の問題を迅速に解決してきました。しかし、さらなる人権尊重の実現には、社外のステークホルダーであるお取引先様からの意見や苦情も受け入れる必要があると判断しました。

この新しい窓口は、WEBフォームを通じて24時間対応しており、日本語、英語、中国語の三言語での通報を受け付けます。通報内容はプライバシー保護に配慮して取り扱われ、通報者が不利益を被ることはありません。また、匿名での通報も可能です。

さらに、この苦情処理窓口は外部のNEC VALWAY株式会社に委託されており、通報内容の秘匿性が担保されています。法令により開示が求められる場合を除き、通報の内容は第三者に漏れることなく厳重に管理される仕組みです。

ロッテの最新の取り組みは、持続可能なサプライチェーンを構築する中で、全ての人々の人権が十分に尊重される環境を実現するための重要なステップです。「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づいた人権デューデリジェンスを通じて、人権リスクの特定と低減にも取り組む姿勢を示しています。

このような窓口の設置は、企業と取引先とのコミュニケーションをより円滑にし、共に人権の尊重に取り組むための大きな前進になります。ロッテは今後も、社内外のステークホルダーと協力し、さらなる人権尊重のための取り組みを推進していく所存です。