全日本ラインが新たに関西~関東間の定期幹線サービスをスタート
全日本ライン株式会社は、2026年5月より関西と関東を結ぶ冷凍冷蔵輸送の定期運行を本格的に開始します。この新サービスでは、自社の大型冷凍冷蔵車を活用し、高品質な青果物や冷凍・チルド食品の安定供給を実現することを目指しています。これにより、全国規模でのコールドチェーンを深化させることが期待されています。
物流の課題と法改正の影響
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近年、物流業界は著しい変化を迎えています。特に2024年に施行されたドライバーの労働時間規制により、長距離輸送の確保がますます困難になると予測されています。国土交通省のデータによれば、2020年には全国の物流能力の約34%が不足する見込みです。これに伴い「止まらない物流」を維持するという課題が浮上しています。
また、2025年4月に施行された物流関連二法により、運送体制の透明性が求められるようになり、取引構造の可視化が進む中、全日本ラインは自社による一貫した輸送体制の重要性を再認識しています。自社の大型冷凍冷蔵車を導入することにより、運行管理や温度管理、安全管理を一元的にコントロールし、輸送品質を高める環境を整備しました。
安定した輸送品質の実現
新たに開始する関西~関東間の幹線運行では、自社大型冷凍冷蔵車を駆使して、冷蔵や冷凍が重要な商材の輸送品質を確保します。これまで以上に安定した青果物や冷凍食品の品質を保証することで、消費者に安心して届けられる流通システムを構築しました。また、250社以上の協力会社と連携することにより、繁忙期や季節変動に対する車両不足の課題を解消し、持続可能な物流基盤を築いていきます。
フレキシブルな運行プラン
全日本ラインの新サービスでは、運行日数や期間を柔軟に対応できる定期チャーター運行が可能で、荷主企業のニーズに合わせて、週1日から365日までの運行が選べます。これにより、さまざまなビジネスシーンでの利便性を高めています。
まとめ
全日本ラインは、「生産者と消費者を繋ぐ」という企業理念のもと、青果センターを中心としたコールドチェーンを核に、青果流通の発展に貢献することを目指しています。新たな輸送体制の構築は、持続可能な社会への取り組みにもつながり、今後の青果物流に新風を吹き込むでしょう。